↑知らない人は、なんやこのタイトル・・・と首をかしげていらっしゃると思います^_^;
梅雨にはいっちまったのでしょうか。
今週はずっと雨マークです・・・イヤだな。
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特大ハートコラージュ・メルヘンソング
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大ブレイクを頂戴しております♪
コラージュコレクターのみなさま、
いつも本当にありがとうございます。
15日まで受付中です♪
さて。小池真理子講座はどこいった・・・? というお声もチラホラ。
いやっ、すみません、書く時間が確保できません、
真理子さんの小説を解説するには、神経的疲労が激しいんです^_^;
んで、勝手にカテゴリを「マキの小池真理子講座」→「マキのおススメ本」と変更し、
何食わぬ顔をしております。
この中で、真理子さんの本もご紹介していきますね^_^;
今日は、真理子小説には一切関係のない、何ら関わりのない、けれどもすんごくおススメの短編をご紹介いたしましょう^_^;
うちのお客様には本好きがたくさんいらっしゃるので、書き甲斐がございます^m^
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よしもとばななさんの『アルゼンチンババア』
これは死別の会の仲間が貸してくれたもの。
ばななさんの本は、ずいぶん昔、あの大ベストセラー『キッチン』と『つぐみ』を読んだことがありますが、
ちょっとあたしの好みではなかったので、
その後の作品は無視しておりました。
『アルゼンチンババア』、中編と呼ばれる程度の比較的短いものでありながら、
内容は、まさに大傑作!
解説はいたしません^_^;
ぜひとも読んでいただきたい!
わたしは夜中の一時間を使い、読みました。わたしは読むのが早いので有名ですが、
読むのが遅い方にも、それほど時間をかけず、読みつくせるはずです。
内容は深くても、なめらかなストーリー構成です。
母を亡くした主人公、そのお父さん、アルゼンチンババアなるユリさん、
それぞれがことごとく純真無垢であり、
だからこそ悲しく、優しく、そして、いとおしい。
最後の数ページにイラストがついています。
読む前に見ても何ら意味のないものですが・・・それどころが女の子の目が離れすぎている、*ヒラメちゃんかもしれない・・・という第一印象にとらわれるばかりですが・・・
読んだ後に見ると、つくづく、かわいい、素敵なイラストだなあ、と感じます。
*『じゃりん子チエ』・ヒラメちゃんは主人公チエちゃんの親友。
このマンガは学生時代にはまりまくったのですが、たいそうおもしろい、マンガの名作中の名作。舞台は大阪ど真ん中のホルモン焼き屋さん。
コレ、映画にもなっているのですね、ちぃっとも知りませんでした。
ツタヤで借りてこよう、と思っています。
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愛するアンブックスの中で、
アンの友人・知人や、アヴォンリーに住む人たちの、滑稽でいて、いとおしい日常を描いた短編集。
アンが出てくる話もありますが、大半は出てきません。
それであっても、存分に楽しめます。
これがアンブックスの中に入るものであろうとなかろうと、とにかく大いに楽しめます。
モンゴメリの優れた人間観察力には脱帽でございます。
また、モンゴメリは、牧師の妻でした。
キリスト教、そして教会と深い深い間柄にあったモンゴメリの、説教臭くない信仰が
ちりばめられているのも、アンブックスの大きな魅力だとわたしは思います。
『アンの友達』の中には12の作品が掲載されています。
すべて傑作ですが、中でもおもしろいのは・・・
『ロイド老淑女』
『隔離された家』の2作品です。
特に『ロイド老淑女』は素晴らしい作品です。
もう数え切れないほど読み返しましたが、
こんなに素晴らしい短編は、そうそう読めないだろう、と思います。
ぜひ読んでいただきたい(*^^)v
『アンをめぐる人々』の中には15の作品が掲載されています。
こちらもすべて傑作ですが、特におもしろいのは・・・
『夢の子供』
『失敗した男』
『茶色の手帳』
『ひとり息子』
その中でも、『失敗した男』は素晴らしい。
解説はしませんので、まだ読んでいらっしゃらない方は、ぜひお読みになってください。
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ちなみに、わたしのアンブックス第一巻。
カバーはずいぶん昔にどっかいっちまうし、手垢でボロボロです。
学生時代から、ずっとずっと・・・少なくとも30回は読み返しているので、
ハイジと同じくらい、アンを知っています^_^;
多くの人たちと同様、わたしもやはり、みすぼらい服を着た、赤毛でそばかすだらけの孤児の少女、アンが大好き。
初対面から、「わたしをコーデリアと呼んでくださらない?」と言ってマリラを呆然とさせたり、
「アンのつづりは最後にe(anne)がつくの」とやたらとこだわったり、
リンド夫人を呆気にとらせるほどの癇癪もちで、命令された家の仕事を忘れマリラ相手に15分もしゃべり続ける、
有り余る想像力で、何にでも名前をつける、
奇想天外な女の子、アン・シャーリー。
なので、どうしても、第一巻を、より多く読み返してしまいます。
アンブックスの何冊かは買い換えたのですが(アンをめぐる人々も買い換えたものです)、
想い出深い一巻を買い換えるのに多少のためらいがあり、
ずっとこのボロを読み続けていましたが、
いよいよ買い換える時がやってまいりました。
なぜなら、ダイアナを酔っ払わせてしまうストーリーの一部が、とうとう抜けてしまったのです^_^;
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小説ではありませんが、
狐狸庵先生こと、遠藤周作おっちゃんの本。
これはわたしが買ったものではなく、ダーの本です。
周知のとおり、遠藤周作おっちゃんは、有名なクリスチャン作家です。
タイトルこそ仰々しいのですが、
ユーモアたっぷりのクリスチャンを地で行く
遠藤周作おっちゃんが、このような本の中身をムツカシクするわけはありません。
この本は、
「いったいなんであんたは神なんて信じているのか」
「あんたにとって神とはなんやねん」といった疑問に、
遠藤周作おっちゃんが、遠藤周作おっちゃんなりのこたえをわかりやすく説明した本です。
この方は、信仰というものを、
「10%の希望と、90%の疑いだ」と言ってはばかりません。
そして、「神は存在ではなく、『働きだ』」と断言しております。
聖書に代表されるよう、ムツカシく、また非常に厳しい信仰だと思われているキリスト教に忠実な信者さんには叱られる、と知りつつも、
(事実、この方の思想は、キリスト教関係者の間でもしばしば賛否両論含めた論評の対象になるらしい)、
わたしも、この方と同意見であります(ただし神の働きはもちろんのこと、わたしはその存在も信じていますが)。
前にも書きましたが、キリスト教信者がみな、清く正しいものであると思うのは間違いです^_^;
宴会で腹踊りをするような大酒飲みもいますし、ヘビースモーカーもいます(特に禁じられていません)、わたしのような大食いもいます。
当然ながら、肉欲も金銭欲もあるし、いつも何かに迷っているような人も多い^_^;
正直、苦しんでいるからこそ、罪を犯しているからこそ、自分に自信がないからこそ、クリスチャンの道・・・信仰の道・・・へと入ってゆくのです。
ただし、強い信仰心はもちろんあります。神に救いを求め、それが必ずかなえられることを信じています。
また、この方は、「恥ずかしいことですが、わたしは旧約聖書にはついていけません」と
はっきり言っておられます^_^;
わたしも、ここに、何度も、「旧約は大変、とんでもなくムツカシイ」と書いておりますので
結局、わたしも旧約にはついていけない人間の一人です^_^;
旧約を重要に思っている信者さんには狂気の沙汰でしょうけれども、
旧約は本当にムツカシイし、意味のわからないことがあまりに多く、
また、あまりに長く、あまりに文字が小さく(^_^;)、本当に、一苦労どころか、百くらい苦労しなければ読みつくせません。
また、旧約の中の神様は、最大級に怖い方で、少しでも信仰に背くと、大変な目に遭わされます^_^;
旧約で、わたしが理解したのは、最初の「創世記」と、単に、キレイだ、と思ったのは、詩篇だけです。
その点、姿形のない主ではなく、神の一人子でありながらも、人の子としてつかわされたイエスさま登場後の新約は易しく読めます。
「10%の希望と、90%の疑い、それが信仰というものだ、
けれども、人によっては、10%の希望のほうが勝っている人がいる」
そのとおり、わたしだって、ほんまかいな、ほんまかいな・・・と聖書を読みながら、牧師の説教を聞きながら
思うことも、実はしばしばあります。
それでも、わたしにとっては、その疑いより、「10%しかない希望」のほうが大切で重要だから、そこにすべてを懸けているのです。
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↑このおっちゃんが、
「無理をしない、きばらない、優しいキリスト教」を教えてくれます。
この愛すべき人・日本を代表する作家、遠藤周作さんは、すでに故人となられています。
「10%の希望」に心を懸けた通り、天国へ、行かれたのでしょうか、イエスさまにお会いになられたのでしょうか、
クリスチャンなのに、死がコワイ、と正直に暴露していた遠藤周作さん、
死は、10%の希望通り、聖書に書かれている通り、本当にコワいものではなかったのでしょうか、
それがとっても気がかりです・・・^_^;
梅雨にはいっちまったのでしょうか。
今週はずっと雨マークです・・・イヤだな。
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特大ハートコラージュ・メルヘンソング
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大ブレイクを頂戴しております♪
コラージュコレクターのみなさま、
いつも本当にありがとうございます。
15日まで受付中です♪
さて。小池真理子講座はどこいった・・・? というお声もチラホラ。
いやっ、すみません、書く時間が確保できません、
真理子さんの小説を解説するには、神経的疲労が激しいんです^_^;
んで、勝手にカテゴリを「マキの小池真理子講座」→「マキのおススメ本」と変更し、
何食わぬ顔をしております。
この中で、真理子さんの本もご紹介していきますね^_^;
今日は、真理子小説には一切関係のない、何ら関わりのない、けれどもすんごくおススメの短編をご紹介いたしましょう^_^;
うちのお客様には本好きがたくさんいらっしゃるので、書き甲斐がございます^m^

よしもとばななさんの『アルゼンチンババア』
これは死別の会の仲間が貸してくれたもの。
ばななさんの本は、ずいぶん昔、あの大ベストセラー『キッチン』と『つぐみ』を読んだことがありますが、
ちょっとあたしの好みではなかったので、
その後の作品は無視しておりました。
『アルゼンチンババア』、中編と呼ばれる程度の比較的短いものでありながら、
内容は、まさに大傑作!
解説はいたしません^_^;
ぜひとも読んでいただきたい!
わたしは夜中の一時間を使い、読みました。わたしは読むのが早いので有名ですが、
読むのが遅い方にも、それほど時間をかけず、読みつくせるはずです。
内容は深くても、なめらかなストーリー構成です。
母を亡くした主人公、そのお父さん、アルゼンチンババアなるユリさん、
それぞれがことごとく純真無垢であり、
だからこそ悲しく、優しく、そして、いとおしい。
最後の数ページにイラストがついています。
読む前に見ても何ら意味のないものですが・・・それどころが女の子の目が離れすぎている、*ヒラメちゃんかもしれない・・・という第一印象にとらわれるばかりですが・・・
読んだ後に見ると、つくづく、かわいい、素敵なイラストだなあ、と感じます。
*『じゃりん子チエ』・ヒラメちゃんは主人公チエちゃんの親友。
このマンガは学生時代にはまりまくったのですが、たいそうおもしろい、マンガの名作中の名作。舞台は大阪ど真ん中のホルモン焼き屋さん。
コレ、映画にもなっているのですね、ちぃっとも知りませんでした。
ツタヤで借りてこよう、と思っています。
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愛するアンブックスの中で、
アンの友人・知人や、アヴォンリーに住む人たちの、滑稽でいて、いとおしい日常を描いた短編集。
アンが出てくる話もありますが、大半は出てきません。
それであっても、存分に楽しめます。
これがアンブックスの中に入るものであろうとなかろうと、とにかく大いに楽しめます。
モンゴメリの優れた人間観察力には脱帽でございます。
また、モンゴメリは、牧師の妻でした。
キリスト教、そして教会と深い深い間柄にあったモンゴメリの、説教臭くない信仰が
ちりばめられているのも、アンブックスの大きな魅力だとわたしは思います。
『アンの友達』の中には12の作品が掲載されています。
すべて傑作ですが、中でもおもしろいのは・・・
『ロイド老淑女』
『隔離された家』の2作品です。
特に『ロイド老淑女』は素晴らしい作品です。
もう数え切れないほど読み返しましたが、
こんなに素晴らしい短編は、そうそう読めないだろう、と思います。
ぜひ読んでいただきたい(*^^)v
『アンをめぐる人々』の中には15の作品が掲載されています。
こちらもすべて傑作ですが、特におもしろいのは・・・
『夢の子供』
『失敗した男』
『茶色の手帳』
『ひとり息子』
その中でも、『失敗した男』は素晴らしい。
解説はしませんので、まだ読んでいらっしゃらない方は、ぜひお読みになってください。
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ちなみに、わたしのアンブックス第一巻。
カバーはずいぶん昔にどっかいっちまうし、手垢でボロボロです。
学生時代から、ずっとずっと・・・少なくとも30回は読み返しているので、
ハイジと同じくらい、アンを知っています^_^;
多くの人たちと同様、わたしもやはり、みすぼらい服を着た、赤毛でそばかすだらけの孤児の少女、アンが大好き。
初対面から、「わたしをコーデリアと呼んでくださらない?」と言ってマリラを呆然とさせたり、
「アンのつづりは最後にe(anne)がつくの」とやたらとこだわったり、
リンド夫人を呆気にとらせるほどの癇癪もちで、命令された家の仕事を忘れマリラ相手に15分もしゃべり続ける、
有り余る想像力で、何にでも名前をつける、
奇想天外な女の子、アン・シャーリー。
なので、どうしても、第一巻を、より多く読み返してしまいます。
アンブックスの何冊かは買い換えたのですが(アンをめぐる人々も買い換えたものです)、
想い出深い一巻を買い換えるのに多少のためらいがあり、
ずっとこのボロを読み続けていましたが、
いよいよ買い換える時がやってまいりました。
なぜなら、ダイアナを酔っ払わせてしまうストーリーの一部が、とうとう抜けてしまったのです^_^;
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小説ではありませんが、
狐狸庵先生こと、遠藤周作おっちゃんの本。
これはわたしが買ったものではなく、ダーの本です。
周知のとおり、遠藤周作おっちゃんは、有名なクリスチャン作家です。
タイトルこそ仰々しいのですが、
ユーモアたっぷりのクリスチャンを地で行く
遠藤周作おっちゃんが、このような本の中身をムツカシクするわけはありません。
この本は、
「いったいなんであんたは神なんて信じているのか」
「あんたにとって神とはなんやねん」といった疑問に、
遠藤周作おっちゃんが、遠藤周作おっちゃんなりのこたえをわかりやすく説明した本です。
この方は、信仰というものを、
「10%の希望と、90%の疑いだ」と言ってはばかりません。
そして、「神は存在ではなく、『働きだ』」と断言しております。
聖書に代表されるよう、ムツカシく、また非常に厳しい信仰だと思われているキリスト教に忠実な信者さんには叱られる、と知りつつも、
(事実、この方の思想は、キリスト教関係者の間でもしばしば賛否両論含めた論評の対象になるらしい)、
わたしも、この方と同意見であります(ただし神の働きはもちろんのこと、わたしはその存在も信じていますが)。
前にも書きましたが、キリスト教信者がみな、清く正しいものであると思うのは間違いです^_^;
宴会で腹踊りをするような大酒飲みもいますし、ヘビースモーカーもいます(特に禁じられていません)、わたしのような大食いもいます。
当然ながら、肉欲も金銭欲もあるし、いつも何かに迷っているような人も多い^_^;
正直、苦しんでいるからこそ、罪を犯しているからこそ、自分に自信がないからこそ、クリスチャンの道・・・信仰の道・・・へと入ってゆくのです。
ただし、強い信仰心はもちろんあります。神に救いを求め、それが必ずかなえられることを信じています。
また、この方は、「恥ずかしいことですが、わたしは旧約聖書にはついていけません」と
はっきり言っておられます^_^;
わたしも、ここに、何度も、「旧約は大変、とんでもなくムツカシイ」と書いておりますので
結局、わたしも旧約にはついていけない人間の一人です^_^;
旧約を重要に思っている信者さんには狂気の沙汰でしょうけれども、
旧約は本当にムツカシイし、意味のわからないことがあまりに多く、
また、あまりに長く、あまりに文字が小さく(^_^;)、本当に、一苦労どころか、百くらい苦労しなければ読みつくせません。
また、旧約の中の神様は、最大級に怖い方で、少しでも信仰に背くと、大変な目に遭わされます^_^;
旧約で、わたしが理解したのは、最初の「創世記」と、単に、キレイだ、と思ったのは、詩篇だけです。
その点、姿形のない主ではなく、神の一人子でありながらも、人の子としてつかわされたイエスさま登場後の新約は易しく読めます。
「10%の希望と、90%の疑い、それが信仰というものだ、
けれども、人によっては、10%の希望のほうが勝っている人がいる」
そのとおり、わたしだって、ほんまかいな、ほんまかいな・・・と聖書を読みながら、牧師の説教を聞きながら
思うことも、実はしばしばあります。
それでも、わたしにとっては、その疑いより、「10%しかない希望」のほうが大切で重要だから、そこにすべてを懸けているのです。

↑このおっちゃんが、
「無理をしない、きばらない、優しいキリスト教」を教えてくれます。
この愛すべき人・日本を代表する作家、遠藤周作さんは、すでに故人となられています。
「10%の希望」に心を懸けた通り、天国へ、行かれたのでしょうか、イエスさまにお会いになられたのでしょうか、
クリスチャンなのに、死がコワイ、と正直に暴露していた遠藤周作さん、
死は、10%の希望通り、聖書に書かれている通り、本当にコワいものではなかったのでしょうか、
それがとっても気がかりです・・・^_^;