赤ちゃんと名のつくものには、いつも嫌われてたるいこ。
目が大きいからか顔が怒ってるっぽいからか知らないけど...
私を見てもまず笑う赤ちゃんはいない。
妹の子供にも『ばぁ~。』って蔓延の笑みで向かっても
『ふぎゃ~。』って泣かれた経験の持ち主。
ふぇ~ん、おばちゃん、とって食わないぞ~。
ふぇ~ん、おばちゃん、こう見えても優しいんだぞ~。
「あんたが目が大きいからやないとぅ~。」 そりゃぁ~あんたのほっそい目に比べたら大きいわね~。
ところがところがですよ~。
昨日、お客様が連れて来てたもうすぐ1歳という男の子。
接客してる間に『バァ~。』 『わぁ~。』って作り笑顔で声をかけると...
何と...
何と~~~。
笑ってくれたんです。
もう~うれしくて、うれしくて...
舞い上がったるいこは恐れ多くも...
将来の、イケメンちゃんのかわゆいお指を握ってしまったんです。
すると~~~。
何と~私のごっつい指を、ギュって握り返してくれたんです。
もう~心臓バッコンバッコンです。
「あら~、この子手を離さないわぁ~。」
いいです、お母さん!
私持って帰りますから...
待望の男の子...床の間に飾っておきますから~。
ちょうらい!
でもかわいい子だったですよ~。
赤ちゃん癒されますね~。
あ~ぁ、早くお孫ちゃんがほしいなぁ~。