昨日、今日の『特招会』の準備をしてたら...
マネージャーが、何やらにやけた顔で私を見てる。
「るいこさん、明日キーウィのマネキンが着る衣装が来てましたよ。」にやり
「あ~そうですかぁ~。」
「るいこさん用もありますから...」にやり
「はぁ~?私もマネキンするんですかぁ~?」
「そう~、ルーズソックスにミニスカートです。」にやり
「マ.マ.マジっすかぁ~~~?」
「頑張ってください。」にやり
「ちょっいとおまぇさん。仕事とあらば~、このるいこ...体はって頑張りますが~...
40も過ぎると無理ってもんが出て来ますよ~。
ルーズソックスにミニスカートって?
あたしゃ~着物にかんざし銜えてならやりましょう~。
粋な姉さん...演じてさしあげましょう~。」
「はぁ~?るいこさん、妄想は帰ってしてください。」
「え~マネージャー、粋な姉さんは~?」
「もう~いいです。最初から若い子に頼んでますから...」
え~最初から頼んでたの~?
るいこ、ちょっと動揺したって~。
るいこ、張り切ったって~。
え~、ほんとにいいの~?
るいこの生足...二度と見られないかもよ~。
これが見納めかもよ~。
後で後悔するかもよ~。
って...
死んでも見たくな~い。
だよね~。 手たたくなぁ~。ストッキングはいてもダメ?
マネージャーほんとは見たかったんじゃないの?