『何時にこっち着くと?』
『6時過ぎ』
伝説の爆弾娘A。。。
6時とは言ったものの
素直に真っ直ぐ帰ってくる白物では無い!
前回も帰って来たのは日にちが変わってから。
今回もきっとその口だわ。
でも、裏を返せばキャロママにとっては好都合!
奴の夜ご飯は作らなくて良いし
いつものように手抜きで済む~ しめしめ
『まさかまっすぐ帰って来ないよね?』
『まっすぐ帰る』
え~~~~~? うっそっ!
お友達がいなくなったか?
それとも
一刻も早くキャロママに会いたいか!
『大人になったね。何が食べたい?』
『何でも良い』
何でも良い?
お~謙虚さを身に付けたか?
それとも
キャロママの自慢料理が無いってかっ!
『そういえば毛ガニがあるわ。』
『すご~い』
何て運の良い奴だっ!
一日遅かったら間に合わなかったのに。
しかもキャロママ、まさか奴が真っ直ぐ帰ってくるなんて
夢にも思ってなかった。
しかも、お買いもの行くの面倒やったから
ストックしてた豚肉をとんかつにしポテトサラダを作ってあげた。
後、用心棒がお刺身を買って来た。
そんなメニューで乾杯~い
でも、爆弾娘いつものように祖母達とうちとお隣のMさんに
お土産を買って来てました。
これだけはAの唯一褒められるところ
そして。。。
今頃だけど、父の日と母の日にとプレゼントを買って来てくれました。
カーキのキャミ
今年カーキ来てますよ~
フリンジ付きで素敵でしょう。
これはAが2回くらい穿いたお下がりのガウチョパンツ
と、これは白のデニムスカート
ひざ下くらいでかわいい!
これもお下がり~
しかし。。。
あのキャロママのお洋服やお気に入りのお高い下着セット
いちごのパンツなどなどを
こそどろしてた少女?Aと同一人物?
「あなた、アパート代はちゃんと払ってる?」
「電気代は?」
「ガス水道代は?」
「払ってる。」
ほ~~~~~
大人になったやん!
家主さんからお電話頂いた
電気止められた
行方不明になった
あの伝説の爆弾娘と同一人物?
「ネイ君のお散歩して来よう」
「お母さん、髪アップしてあげるよ。」
ひょえ~~~~
いつの間にかあの優しいAに戻ってるやんか~
ん~これはおかしい~
何か臭う!
事件の起きる前の静かさやぁ~
後3日
キャロママ心してかかれ~
何か言った?