グリー、マーチャンダイジング事業を行う新会社を9月にも設立へ
CNET Japan 8月22日(水)19時36分配信
グリーは8月22日、取締役会においてマーチャンダイジング事業を行う新会社「グリーエンターテインメントプロダクツ」(仮称)を設立することを決議したと発表した。代表取締役には、グリー執行役員 メディア事業本部長の吉田大成氏が就任する。新会社の設立は9月中を予定。資本金は5億円、グリーの100%子会社となる。
新会社では、グリーが創出したIP(知財)を活用し、キャラクターの商品化等の消費者向け商品を企画開発するという。これにより、リアル市場でのユーザー接触機会の増加やIPOの最大活用、潜在市場の発展などを目指すとしている。
原子力学会、原発事故調発足を発表…会合非公開
読売新聞 8月17日(金)19時29分配信
日本原子力学会(会長=野村茂雄・日本原子力研究開発機構理事)は17日、東京電力福島第一原子力発電所事故の原因を究明するための事故調査委員会を発足させる、と正式に発表した。
委員長は田中知(さとる)・東大教授で、委員は研究機関や大学の研究者ら約40人。21日に初会合を開き、来年末に報告書を公表する。会合は非公開の方針だという。
これまで政府や国会、民間、東電の四つの事故調がそれぞれ報告書をとりまとめたが、同学会は原子力の専門家集団として事故原因の科学的な分析に重点を置くとしている。原子力ムラの一員とされる同学会のあり方についても議論する。
アップル、17年ぶりの株式配当金の支払いを実施へ
Computerworld 8月16日(木)8時20分配信
あなたがもし米国Appleの株主なら、明日には配当金を受け取ることができるはずだ。同社は8月16日(米国時間)、各株主に1株当たり2ドル65セントの配当金を支払う。
僅かな金額だと思うかもしれないが、Appleの発行済み株式数は9億3,500万株。四半期当たりの配当金総額は25億ドルに上り、過去最高規模になる。
Appleは今後も、投資家に対し各四半期ごとに25億ドル分の配当を実施する予定だ。今年8月13日以前に株式を保有していた株主が、今回の配当金を受け取る対象となる。
明日の配当金支払いは初回分で、次回は11月に実施され、今後も継続する見通しだ。Apple情報サイト「Apple Insider」によると、四半期ごとの配当金は、翌四半期終了から約1ヶ月半後に支払われる予定だという。
制限付き株式の保有者も配当金を受け取る資格がある。しかしAppleのCEOティム・クック氏は、同氏が持つ112万5,000株の制限付き株式に対する配当金(7,500万ドル相当)を辞退する意向を既に示している。
なお、四半期ごとの配当金には支払い時に税金が発生する。
(Karen Haslam/Macworld英国版)
福島第一4号機で高濃度汚染水4・2トン漏出
読売新聞 8月14日(火)20時33分配信
東京電力は14日、福島第一原子力発電所4号機のタービン建屋1階で高濃度汚染水4・2トンが漏れているのが発見されたと発表した。
汚染水は建屋内にとどまっており、屋外には流出していないという。
東電によると、同日午前11時15分頃、同社社員が同建屋1階にある「パワーセンター室」の床に、汚染水4・2トンがたまっているのを発見した。汚染水からは放射性セシウムが1立方センチ・メートルあたり7万7000ベクレル検出された。
パワーセンター室には、使用済み燃料の一時貯蔵プールの冷却などに必要な電源が設置されている。同室の前の廊下に、3号機建屋の地下にたまっている高濃度汚染水を処理施設へ運ぶ配管が通っており、この配管に穴が開いたため、同室まで汚染水が流れ込んだとみられる。現在は配管による移送を中止しており、汚染水の漏えいも止まっている。
全社点検で11,960件の顧客の個人情報を含む帳票類の紛失が発覚(八千代銀行)
ScanNetSecurity 8月14日(火)16時27分配信
株式会社八千代銀行は8月13日、顧客の個人情報を記録した「預金申込書兼八千代キャッシュカード申込書」などの帳票類の一部を紛失していることが判明したと発表した。これは、7月13日から25日に実施した全店における点検の過程で発覚したもの。同社では誤廃棄の可能性が高いとしている。
紛失が判明したのは13店舗の25帳票で、推計件数は11,960件。内訳は、平成21年度に申込みを行った「預金申込書兼八千代キャッシュカード申込書」の一部(推計1,627件)、および昭和58年から平成22年の間における顧客の取引などに伴い保管期限を定め保管していた帳票類の一部(推計10,333件)で、これらには氏名、住所、口座番号、取引金額などが記載されていた。
(吉澤亨史)