がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

手縫いで「がまぐち」キット販売準備2

2006年09月28日 | 店長日記
作り方のHP用の写真撮影を進めていますが、
なかなか撮影が上手くいきません。
作っている途中で手を止めるて撮影するのは難しいですね。
職人さんにやってもらうと、早いわ、見逃すわ、何度もやってもらえないわで、
取説撮影は自分で作りながらやるしかないのが結論です。

キットの中身として接着剤をどうするかを考えていましたが、
接着剤は市販の水性では木工ボンドや布用ボンドあるいは有機溶剤系ではG17が使えますので付属ささないことにしました。
後は、この接着剤をどのようにして口金の溝に入れるかですが、
ミシン油をさす油さしが安くて便利なのですが、
がまぐち1個作るのに油さしは大層で、接着剤も挿せるようにするには沢山必要になります。
いつも使う絞り袋が一番簡単で、正確に接着が塗れるのだが・・・と考えていたら、
ひらめきました。
キットを入れる予定の袋はセロファンでした。
これをカットして絞り袋を作ってしまう(もらう)ことにしました。
一石二鳥!
実際にやってみたところ、上手く作れます。
少々、ボンドを入れすぎてしまいますが、
油さしを使うよりは少量で済み、
使い勝手も、正確に芯地にも、口金の溝にも塗れます。
これで、もう一度この部分の写真の取り直しだ。
ちなみに「手縫いがまぐちキット」の口金は1.8寸半月です。(1寸=3.03cm)
小銭入れやピルケース、携帯電話ホルダーにぴったりです。