がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

「鰻いいむし」と「茶だんご」

2008年10月28日 | 京都、滋賀およびその周辺地域ぶらり
宇治十帖スタンプラリーのついでに買ってきた鮎宗の「鰻いいむし」と稲房安兼の「茶だんご」です。
「茶だんご」は時々買うのですが、
話のネタに鮎宗の「鰻いいむし」は食べて見たかったものの一つです。
「鰻いいむし」は山椒で味付けされたもち米の上に鰻を乗せて竹の皮で包んで、蒸してあります。
この竹の皮や笹の葉などに包まれた食べ物って何故かおいしく感じるんですよね。

山椒の香りがちょっと強めで、モチモチのもち米に鰻。
1個350円です。
ちょっと鰻が小さいような・・・
もう少し大きな鰻を期待してましたが、
350円では仕方ないのかな。


そして、稲房安兼の「茶だんご」です。


宇治へ引っ越してきて一番初めに食べた「茶だんご」がここ稲房安兼の「茶だんご」です。
誰かが持ってきてくれたのですが、誰が持ってきてくれたのか、いつ頃だったなのかはっきり覚えていなくて、
ずっと「茶だんご」の味はこの味だと思っていました。
この「茶だんご」シンプルなおだんごですが以外とやめられないおいしさで、
宇治橋近辺でたまに買っていたのですが、
んっ?前に食べたのと味が違う・・・色も違うような。
また別の店で買うと、あれ串で刺してある、ちょっと苦いかな。
またまた別の店で買うと、ちょっと硬いかな。
と、売っている店によって、苦味も、甘さや弾力も違っています。
最初に食べた「茶だんご」が自分の中での基準になってしまって、
その「茶だんご」を探すのに、
(必死にさがしていた訳ではなく、ほんの楽しみ程度で)
平等院や宇治橋周辺へ行った時にはあちこちの店で買っていたのですが、
最初に食べた「茶だんご」にはなかなかめぐりあえませんでした。
それもそのはずで、
「茶だんご」を買う時は車で行っていたので、
車の通れるところか近くに車の置けるところばかりで、
平等院の表参道には行っていませんでした。

実は、このお店を見つけたのは、
「がま口」を東急ハンズさんやおかげ横丁さんで販売してもらっていた頃に、ネットと店頭ではどうも人気柄や形が違っていて、
東急ハンズさんやおかげ横丁さんは遠くて売れ方を見に行けないため、
店頭での人気柄や形を調べるのに、
近くで「がま口」をコーナーを作ってたくさん置いてもらえる店ないかなと、平等院の表参道を見て回っていた時です。
あっ、こんなところに和菓子屋さんが、
ということで「茶だんご」を買ったところ、これこれ、これ。

淡い緑で、あまり苦くなく、やわらかいけれど弾力があって、串で刺してないやつ。
がま口を置いてもらえる店は見つかりませんでしたが、
私の中で基準となっている「茶だんご」を見つけました。

これから宇治川周辺も紅葉の季節です。
琴坂やもみじ谷はまた隠れた名所です。
「鰻いいむし」と「茶だんご」を持って紅葉狩りもいいかもしれません。