がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

常照皇寺の御車返し(みくるまがえし)の桜

2010年04月20日 | 京都、滋賀およびその周辺地域ぶらり
京の山里の京北町の常照皇寺は市内中心部からはかなり遠く、
桜の季節の渋滞時には片道2時間?帰りは3時間コースかもしれないため、
ちょっと躊躇してしまいなかなか行けない所です。
今回はチューリップまつりの帰り道で北の南丹市から入りました。
常照皇寺の桜は名高く「九重桜」は国の天然記念物。一重と八重が一枝に咲くという、「御車返しの桜」。御所より株分けした「左近の桜」。
4/18時点で「九重桜」は既に葉桜で、「左近の桜」もかなり散った後でしたので、
今回のメインはほぼ満開の「御車返しの桜」となりました。
「御車返しの桜」はその美しさに感動して後水尾天皇が御車 (みくるま) を返したとされる桜です。残念ながら初代の「御車返しの桜」は、かなり樹精が衰えており、写真の桜は2代目の御車返しの桜です。


満開の桜の後ろの古木が初代の「御車返しの桜」だそうです。


一重と八重が一枝に咲いているのがわかるでしょうか。


門前にも立派な紅枝垂れがあり、行きと帰りに、
お出迎え、お見送りしてくれます。
晴れていれば最高だったのですが残念ながら曇り空。
帰りは周山街道で京都へ。
御室の仁和寺(仁和寺付近を通過するのを忘れてました)の渋滞につかまり、宇治までは3時間コースでした。