幕末の志士として活躍した坂本龍馬と縁を持つ下田市で13日、地元の愛好家ら約20人でつくる伊豆龍馬会(竹岡幸徳代表)が発足した。市内で開かれた式典には県内外から約100人の関係者が出席し、同会が進める龍馬を通じたまちおこしに期待を寄せた。
土佐藩を脱藩した龍馬をめぐり、勝海舟が元藩主の山内容堂から龍馬の放免を取り付けた会談場所「謁見(えっけん)の間」が1月、竹岡代表が住職を務める宝福寺=同市1丁目=で整備されたことを契機に発会した。同会は龍馬や幕末に関する伊豆半島の歴史啓発をはじめ、「龍馬市」と名付けた青空市による広報活動なども展開する。
発足式では、容堂が差し出した杯を海舟が空けて話をまとめたとされる当時のエピソードにちなみ、各地の龍馬ファンらでつくる「全国龍馬社中」の小美濃清明副会長が注いだ酒を竹岡代表が飲み干して発会を祝った。龍馬と海舟をテーマにした小美濃副会長による記念講演も行われた。
関係者によると、龍馬愛好家のグループは全国に約120団体あり、県内では浜松龍馬会に次いで2団体目という。
静岡新聞 4月15日
土佐藩を脱藩した龍馬をめぐり、勝海舟が元藩主の山内容堂から龍馬の放免を取り付けた会談場所「謁見(えっけん)の間」が1月、竹岡代表が住職を務める宝福寺=同市1丁目=で整備されたことを契機に発会した。同会は龍馬や幕末に関する伊豆半島の歴史啓発をはじめ、「龍馬市」と名付けた青空市による広報活動なども展開する。
発足式では、容堂が差し出した杯を海舟が空けて話をまとめたとされる当時のエピソードにちなみ、各地の龍馬ファンらでつくる「全国龍馬社中」の小美濃清明副会長が注いだ酒を竹岡代表が飲み干して発会を祝った。龍馬と海舟をテーマにした小美濃副会長による記念講演も行われた。
関係者によると、龍馬愛好家のグループは全国に約120団体あり、県内では浜松龍馬会に次いで2団体目という。
静岡新聞 4月15日