大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

「井伊大老警護の武士逃げた」奉公人の証言発見

2010-07-13 17:00:00 | 幕末ニュース
 幕末の大老・井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」で、居合わせた中間(ちゅうげん)(奉公人)の証言とされる記録が、広島県立歴史博物館(福山市)で見つかった。

 故郷の安芸に帰る途中に役人に語ったもので、襲撃時の慌てた状況が読み取れる。

 記述があったのは、福山藩の儒学者・菅茶山(かんちゃざん)(1748~1827)の弟子、門田朴斎の五男が、「変」に関する伝聞や風説などを集めた「骨董(こっとう)録」(縦22センチ、横15・2センチ、100ページ)。茶山の子孫が館へ寄贈した資料約1万点の中にあった。

 中間は事件の朝、登城する約60人の行列中、駕籠(かご)の後方で馬を引いていた。

 <殿様御駕籠へ誰に候哉、刀抜連切て掛り候者数人有之、其勢之烈しく怖しき事言んかたなし>(殿様の駕籠に何者か分からないが、数人が刀を抜いて切りかかった。その勢いの激しさと言ったら、恐ろしくて言葉もない)

 〈其内に御駕籠の内か外か不存候へ共、大なる声にて一声叫び候声ハ耳本へ響て聞へ候、御供方ハ前後へ颯と逃散り、抜合候士も無之様に者相見候へ〉(そのうち駕籠の内か外か分からないが、大きな声が一声聞こえると、警護の武士は前後に逃げ散り、応戦する者はいないようだった)

 中間は恐ろしくなって馬を引いて井伊邸に戻った。

 10月には映画「桜田門外ノ変」が公開予定。時代考証を担当した西脇康・早大講師(日本近世史)は「井伊の家臣は口を閉ざした部分が多く、これだけの証言は残っていない。突然襲われて慌てふためいた行列の様子が分かる」と話す。

7/11 読売新聞

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龍馬大学校 夏期特別講座 第一弾 「宮川禎一先生」

2010-07-13 00:01:00 | イベント情報
 今年の夏は、龍馬研究の最前線で活躍されている3人の先生をお招きして、2ヵ月間で3回の龍馬大学校を行います。
 まず、第一弾は宮川禎一先生(京都国立博物館 学芸部 考古室長)、第二弾は桐野作人先生(歴史作家)、第三弾は三浦夏樹先生(高知県立坂本龍馬記念館学芸員)をお招きします。とても貴重なお話が聞けること間違いないと思いますので、皆様、下記日程を必ず空けていただきご参加ください。

日時:7月19日(祝) 13:10から受付開始 13時30分から16時30分
場所:アネックスパル法円坂(旧大阪市立中央青年センター)中央区法円坂1-1-35
  JR森之宮 西へ600m徒歩10分  地下鉄森之宮 2番出口 西へ500m徒歩8分 地下鉄 谷町4丁目駅10番出口 東へ500m徒歩8分

講師:宮川禎一先生(京都国立博物館 学芸部 考古室長)
演題:「千葉佐那をめぐって」山国隊からあの錦絵そして宇和島藩~さらに明治の新聞記事へ・・

講師プロフィール:1959年大分県生まれ。京都大学大学院修士課程(考古学)修了。 1995年より京都国立博物館に勤務。現在は考古室長。専門は新羅土器の研究。博物館の坂本龍馬資料も担当し、2005年『龍馬の翔けた時代』展などを開催。著書に『龍馬を読む愉しさ』(2003年、臨川書店)など。

会費:会員 3000円(飲み物付き) 非会員3500円
募集定員:40名
申込方法:先着順で受付けます。メールかファクシミリ、電話で申し込みください。

締切:7月18日
【申込方法】 メールかファクシミリで申し込んでください。FAX 072-853-9669

第二弾、三弾は下記の日程で行います。
8月1日 講師:桐野作人先生(歴史作家)
8月22日 講師:三浦夏樹先生(高知県立坂本龍馬記念館 学芸員)

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