生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

街ナカみどり 江の島

2016-01-04 05:26:45 | 街ナカみどり
【心地よいみどり146】

おはようございます。
朝は寒いですが日中は暖かいですね。
過ごしやすいお正月です。

今回のみどりはこの写真の真ん中の江の島をご紹介します。


昨日は箱根駅伝も応援してきました。
彼らの健闘の姿を見に多くの人が集まっていましたよ。



青学が独走でやってきました。
湘南の冬の風物詩です。


江の島へは藤沢から江ノ電で向かいます。
最近の江ノ電は新しい車両やいろいろなカラーも
増えて派手になりましたね。
地元の人の交通機関というよりも観光列車化しています。


住宅街をすり抜け、10分程で江ノ島駅に到着。



ここから江ノ島まで20分提案の散策です。
マンションやコンビニが増えたな…、外国人観光客が
やたらと多いと感じながらテクテクと進み、
江ノ島大橋を渡ると本島に到着します。



ここからお土産さん街を抜けると
頂上までつながるエスカレーター乗り場に到着します。




ひたすら登りの江ノ島ですが、この有料エスカレーターを利用すると
アッという間に頂上まで到着します。

乗り換えの合間から素晴らしい景色が楽しめます。
ここは江戸時代からの観光地ですから、人の手が古くから
入り、大きな樹木もたくさんありました。


江ノ島大橋の方向や


鎌倉や三浦半島の景色



江ノ島マリーナの景色がみどりの中から眺められます。


頂上からは磯側の岩屋を目指し、ひたすら階段を下って行きます。
江ノ島は大きさ岩の塊のようで、切りだった崖がありました。




そこを寝ぐらとするトンビが非常に多く、
頭の上をエサを探してグルグルと泣きながら旋回しています。




やっとの思いで磯側の岩屋に到着。
今はトイレ休憩や遊歩道が完備されて、ここに来た
30年前とは異なる光景がありました。





早速、お弁当を広げようと
景色が良い場所で準備をします…この時間が楽しいですね。


背面の岩山には、青空と松、きれいな崖の姿があります。




今回のお弁当は崎陽軒のシウマイ弁当です。
昔から大好きな駅弁ですね。





お弁当を食べようとし始めると、
穏やかな空気がザワザワと変わり始めました……



トンビが6羽程が、頭上を旋回しています。
その内の2羽が横目で様子を見ながら低空飛行をし始めました。


ゆっくりとランチを食べている雰囲気では
なくなり、そそくさと片付けをして撤収です……




30年前は遠足でここで、ゆっくりとお弁当を
広げることができたんですけどね……とても残念でした。

江ノ島でお弁当を広げる時は、
岩屋の辺りでは避けた方がいいです……。

なんとかお弁当はトンビが見えない
頂上のみどりが多い場所で無事に食べることができました。

けど、思い出となる笑い話が生まれた良い一日でした。




【心地よいみどりの方程式】

◾️30年ぶりの江ノ島の岩屋は懐かしい光景、香りもあるが
新しい景色も増えており、別の場所のようでもある

◾️外国人観光客が多い!
昔は地元や東京近郊の遊び場だったのがグローバル化している

◾️磯の水たまりには大人のココロもワクワクさせる
小さな生き物たちがたくさんいた。トンビが増えて嫌なことも
あるが、磯の楽しみは変わらない。