生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

街ナカみどり 開業6年たった虎ノ門ヒルズ

2020-06-10 05:41:00 | 街ナカみどり 東京
【心地良いみどり 1551】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ
……………………………………

虎ノ門ヒルズ駅が開業したニュースが
ありましたね。

3年前にはまだ、あの辺りはいたるところが
工事中で仮囲いの塀がそびえ立つ

さなぎ状態の街でした。

どのように変わったのだろう…と
興味があり、

久しぶりの虎ノ門界隈の散策。

虎ノ門ヒルズの今から
スタートです。





森ビルさんが手がける
高層ビル、都市緑化、アートが
融合する街つくり。

2014年に開業して6年間で
木々も大きくなりました。

高層ビルの足元に
管理された豊かな緑量があることは

この施設の品格を感じます。






虎ノ門ヒルズは奥に向かい登り坂の構造に
なっています。

この地形を活かして佇む空間を演出しています。

座りたくなるガーデンソファとテーブルを置いて
人を引きつけています。

木陰、風が通り抜け、
リラックスしている人の姿は

この場がつくる心地よさが
人の幸福感をつくるのでしょうね。








オパール広場の体育座りをしている巨人

芝生で休む姿が
また、集まる人の心の
緊張を和らげます。





6年前は赤いプレイパークばかりが
目立っていましたが

周りのみどりの存在感が増して
調和した、ここだけの良い光景となっています。






子供がお父さんと虫取りをしています。
こうした、子育てに当たり前の場を提供しているのも
森ビルさんの素敵な試みですね。



室内も周りのみどりとつなぐ
演出がされています。

木質感のインテリア、
本物の竹の植栽、足元のみどり



雨、風、日差し、虫など
外部の悪い環境を避けられる場です。

でもテレワークのためか
ほとんど館内には人気がなく
ひっそりとしています。







トラのもんも元気そうに鎮座していました。

6年間で大きく変わったみどりは
働く人、過ごす人にとって心地よさを提供し
モチベーションを高めてくれます。

ただコロナの影響で
オフィスに籠ることが働き方ではないことに
気づいた私たちは、

より外の庭のような空間でも
働くようになるのではないかな…と感じます。

虎ノ門ヒルズのみどりは
どこでも対応できる設えですしね。

リラックスする場所だけでない
都市緑化の使い方が始まるかもしれません。