生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

川越の里山

2015-08-16 05:56:27 | 日記
背中の日焼けが痛く、動くのも億劫なので、
久しぶりの自宅で読書やレポートの下地書きで
ゆっくりと過ごします。

前日の夕立で土もすっかり潤ったようで、
植物も嬉しそうです。

また、涼しくなったので、虫の音が大きくなり、
トンボも目につくようになりました。

盛夏から少しずつ秋に向かっている感がしますね。


自宅の周りは、まだ雑木林の名残も多く、
みどりに囲まれているので、心地よい場所です。

初めて川越に住み始めた頃は、今より多く
あちらこちらに雑木林のコロニーがたくさんありました。

その間の細い道を、営業車で走り抜けることが好きでしたね。




春先の鮮やかな新緑、

夏の木洩れ陽の揺らぎ、木陰の下でお弁当

秋の彩りの変化の様

冬の幹や枝ぶりの興味深い形、静寂な空間



と豊かな環境と時間が流れていました。


地元の人には、この自然の様は当たり前のことであり、
持ち主が変わると、どうしても開発が優先されます。

いつの間にか、南欧風の住宅街に変わってしまいました。
悲しかったです…


別の話ですが、2年前東京の知り合いが相続のため、
税金を払うために、泣く泣くケヤキや桜の大木を切り、
マンション業者に土地を売ったそうです。

地域の人に愛され、環境、生物多様性、文化を引継いでいる、
かけがえの無いグリーンインフラなのに、

土地の価格のコトばかりで評価され、
その本質的な価値が大事にされないコトが非常に悔しいです。
いつか世の中の考えを変えたい価値の一つです…


嬉しいコトに、近くの大学のキャンパスに
60年以上前から繋がっている、
古き良き雑木林がきれいに管理されて残されています。



そよぐ風が心地よく、静かな林なのでお気に入りの場所です。



こうした事業者の取り組みが
尊敬され、賞賛される世の中になればいいと願っています。




柏原さんや設楽兄弟などがいた箱根駅伝が強い大学の
キャンパス内にある「こもれびの里」で、自然の時間に浸ると
固まった気持ちを放電できる、豊かな時間を味わえますよ。




茅ヶ崎の海

2015-08-15 05:25:44 | 日記
夏休み3日目!
昨日は実家の海に行きました。

駅からゆっくり歩いて浜までの
景色、子供達との会話、流れる時間を楽しみます。

小さな頃から大きな松の木陰の道、
広い敷地、お庭が続くこの道が好きでした。

現在では、細切れに敷地が分割され、
新しい家、狭い庭となり様相が
変わりましが、流れる時間の心地良さは
まだ存在していました。
それは大きな黒松が創り出す時間なのでしょうね。



サザンのコンサートができる野球場と
立派な歩道橋を経て、久しぶりの烏帽子岩と再開。

左手に江ノ島、右手に伊豆半島が一望できる景色に
ココロがワクワクする夏のにおいが蘇ります。
やはりサザンが似合う景色です。



子供は海で大はしゃぎ、こちらは
ビールと焼きそばで夏の海を満喫します。




砂浜がやせ、テトラポットの位置も変わり、
雰囲気が昔と違いますが、とても良くなったことは
「海の水がきれいになった」コトですね。

立ち上がる波の色がキラキラとひかる海は、
赤潮だらけ、ゴミだらけだったドドメ色の昔の海とは大違いです。

人の知恵と自然の治癒力で変わるコトが出来る
嬉しい素晴らしい実例です。

きれいになった海のためか、
水上バイクのお兄さん達やヘリコプターからも
泳いでいるシュモクザメの群れも肉眼で見えるようになり、
残念ながら途中で遊泳禁止となってしまいました。

◯か×だけでなく、もう少し自然と共存出来る知恵が
欲しいところです。現場にいない上司の判断を仰ぐ海の市役所の職員と
待っているお客様のことを考えているライフガードのスタッフの
やりとりを聞いていて、思うところでした。

でも、夏を満喫できた気持ちの良い一日を過ごせ幸せです!












街、海、緑

2015-08-14 05:10:56 | 日記
昨日は天気予報で、
午後はひどい雨と言っていたので、

しっかりと傘を持って外出…凄く邪魔

周りの人たちも良い天気なのに、
持っていたので、テレビの力はすごいな
と思いつつ、自分の直感を信じるコト
の大切さも感じました。

いざ鎌倉ヘ

相変わらず、
ごった返している鎌倉駅を
小町通り、鶴ヶ岡八幡宮に到着。

インバウンド市場の観光客が目立ちますね。

皆のお清めの様子や浴衣姿の女性を写真に撮っていて、
このような場面に興味があるのかと驚きました。

この人達がもっと日本を楽しめるように、
出来ないだろうかと感じながら、
ゆっくりと参拝します。



鎌倉のもう一つの目的場所の北口ヘ移動。
緑が創る心地よい空間の場所ヘ



紀伊国屋とスタバと並ぶ、この界隈は
地元の人たちの暮らしぶりの
豊かさ、表情があり、好きな場所ですね。
ユルい時間が流れています。

激混みの江ノ電で江ノ島に移動。
昔は地元の人しか乗っていなかったのに…

今は極楽寺からの海の景色が現れると、
歓声と動画を撮る人が多く、その様子が新鮮でした。



東浜で砂遊びをして、
参道のお土産屋街の様子を楽しみ、
久しぶりの江ノ島上陸を満喫しました。



どの写真も必ず緑が入りますが、
目に優しい、心地よいと感じさせる効果には
欠かせないモノなのでしょうね。



帰り道で目にしたグリーンインフラである
この景色を見て、
そのようなコトを感じた一日でした。









雨は嬉しいけど、気持ちは…

2015-08-13 06:02:50 | 日記
夏休み2日目!
子供達を連れて、実家に来ました。

海にでも行きたいな

と考えていましたが、天気予報どおり
朝は雨音で目を覚ましました。

土のカラカラ状態を知っているので、
恵の雨なので喜ばしいけど、残念ですね。

実家のプランターの花たちは、
とても嬉しそうです。


ここは土地が狭く、ギュウギュウだったため
子供の頃は広い家、お庭に憧れていました。

園芸好きな親がいろいろと植えたり、
プランターを並べたり、ごちゃ混ぜ状態でしたね。

その反動で、子供ゴコロに開放感が感じられる
気持ちの良いひろい広い場所が好きでした。

そこには、どこでも、いつも緑がありました。


植物、景観に興味が湧き、農学部に進み、
個人邸宅の造園、ガーデンデザインの仕事を経て、
今は街の緑地に関わる仕事をしています。

今はいろいろな街ナカの緑と
付き合っていますが、原点はここなのだなと
改めて振り返りが出来た時間でした。














庭のある暮らしの幸せ

2015-08-12 10:41:17 | 日記
夏休み一日目!
気になっていた庭の手入れをしました。

芝刈り、施肥、剪定、水やりと
90分間、汗だくで格闘しました。

以前、吉谷桂子さんがセミナーで
剪定や芝刈りの若草の香りに包まれる時間が
心地よいと言っていたコトを
思い出しながら幸せな時間を過ごしました。

水やりも気になっている木だけと
始めたのですが、

ドラえもんで、ナントカスコープをのび太が
つけながら、珍しく水やりをしていると、
こっちもちょうだい!という植物達の声が聞こえて
全ての木にあげるように、
気になってみんなに水をあげました。

喜んでいるようで、こちらも嬉しい時間でした。
庭で過ごす時間は本当にいいですね。

午後は実家に行ってきます!