生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

街ナカみどり 大分の雪景色

2016-01-21 06:12:24 | 街ナカみどり
【心地よいみどり163】

おはようございます。
今日も朝から飛び回ります。
まだ道端には残された雪も多く慎重に
早朝の通勤路を急ぎます…






今回のみどりは大分県国東半島の
雪景色をご紹介します。




大分空港から乗ったタクシーの運転手さん曰く、
ここは雪は積もらない、暖かくて良いところだよ…と
言っていました。

強いみどり色を纏う常緑樹がいたる所に
ある景色が車窓から見えてきます。

怪獣のような木ですね。




なるほど…そうだろうなと思いながら
何気ない方言交じりの会話を楽しんでいました。





温泉を堪能し、疲れていたので、
早々に就寝、快適な朝を迎えます。

朝、ホテルの窓から見えた景色にびっくりです…




東北の温泉旅館から見える景色と同じですね。



でも、大分の雪景色は大変貴重な体験ですので、
寒いですが散策に出かけます。

海辺の街でしたので海岸に向かいました。





港に停泊している船も
雪のイルミネーションが施されています。

なかなか見ることができない景色ですね、嬉しくなります。





静かな、べた凪の海が広がっています。





海辺に多くあるみどりに注目します。

常緑樹のみどりと白のコントラストが良いですね。
雪色の花が満開に咲いているようです






大きなタブノキがありました。
満開の白い花が咲いているようですね。




このタブノキのフトコロに入ってみます。
不思議ですが、包まれた空間なので暖かく感じますね。

この景色も普段は見れませんよね。
とても幸運な時間です。





朝日が昇り、ほのかな日差しが届き始めました。
お日様の恵みは嬉しいですね。





国東半島の雪みどりの模様は続きます。




【心地よいみどりの方程式】

◾️雪景色が生み出す、幸福な時間がある

◾️雪景色の中の常緑樹のみどりは、白黒の世界を元気にする

◾️雪景色の中のお日様の光もココロを元気にする






街ナカみどり TOKYO DOME シテイ

2016-01-20 06:18:06 | 街ナカみどり
【心地よいみどり162】

おはようございます。
昨日まで大分・国東半島にいました。
まさかここでも雪に会うとは……

この模様は後日に紹介します。




今回のみどりは東京ドームの周りにある
TOKYO DOMEシテイをご紹介します。





ここはホテルと遊園地が一体となっているみどりです。
ドーム周りにはケヤキ並木が続いています。

冬のため葉っぱがありませんが、
みどりがあれば、ドームの美しさが引き立つでしょうね。






遊園地の中にアトラクションをつなぐ
みどりが点在しています。








幸せな空間には、さりげなくみどりがありますね。
人工的な場面には必須のアイテムです。






ホテルの周りにもアトラクションの幸福感をつなぐように
みどりが多く配置されています。







当たり前のようにある景観で、
みどりの存在を意識すると私たちの心地良さを
創ることに役立っているのが分かります。






ここにも、あそこにも、
さりげなく存在しています。








みどりに包まれた幸せな遊園地の空間として
是非、遊びに来てください。





【心地よいみどりの方程式】

◾️東京ドームの人工的な線をケヤキの自由な線で、
周りと調和している

◾️冬の枝だけのシルエットがアトラクションの
派手すぎる演出を周りと馴染ませている

◾️みどりがあるから、安心、心地よい空間を生み出している




街ナカみどり 旧岩崎庭園

2016-01-19 06:17:30 | 街ナカみどり
【心地よいみどり161】

おはようございます。
大分に出張しています。
何故だかここでも雪の予報…
20年ぶりの青空の九州と会いたかった。





今回のみどりは旧岩崎庭園をご紹介します。





ここは上野公園不忍池から歩いて、直ぐの場所にあります。
ビルが無い昔はここの洋館からも、その景色が見えたでしょうね。
その位のご近所です。

道路際のモルタル煉瓦塀も期待感を高めます。





門を抜けると、かなりの勾配の坂が続きます。
カーブを描きながら登るので、景色に変化があり
心地よい時間を楽しめます。

ここの貴族の方々は、このキツイ坂は馬車や専用車で
登ったので、まったく生活に支障が無かったそうですよ。






坂の途中から見上げる洋館の姿がいいですね。






車寄せがある広場に到着。
洋館の全景が見えました、素晴らしいデザインですね。





洋館をより美しい引き立たせるみどりがありました。











三菱の家紋が入った石塀です。
昔のお金持ちは凄いですね…






洋館は迎賓館として、普段は母屋の日本建築で過ごしていた
そうです。中のしつらえは一流の職人さんが造った感が随所にあり、
「凄い…」と感心させられる芸術品だらけの室内でした。

残念ながら内部は撮影が出来ませんので、
是非見ていただくことをお勧めします。

でも、一部の特権階級の人たちだけでなく、
この洋館の内部を誰もが見れる時代で良かったですね。







ここのテラスのタイルのデザインが良かったです……
うまく写真に撮れなくて残念ですが…




母屋だった日本建築のお庭です。
建物はほとんど解体しまいましたので、
ほんの一部のみが公開されています。




大きな沓脱石です。
こんな立派な石は今はなかなか手に入らないでしょうね。
お値段も凄い…と思います。







前庭は広い芝生が広がります。
気持ち良く、洋館を眺めながら日向ぼっこが出来ます。






元々の庭はここの土地が縮小時に整理されて、
周りに追いやられて、まとめられていました。

一つ一つは良いものなので、勿体無いですね。
改めて整備すると、ここの価値は上がるのに…と思いました。





上野の周りには心地よいみどりがつながっています。
是非、ここの洋館も楽しみながら散策ください。



【心地よいみどりの方程式】

◾️歴史ある空間は見るべきストーリーがあり、
散策が楽しくなる

◾️貴族が当時の一流のモノをつくり、今につながる空間は
社会に貢献している

◾️庭の景観、石組みの様も同様に大切にして欲しいですね








街ナカみどり 三四郎池

2016-01-18 05:51:26 | 街ナカみどり
【心地よいみどり160】

おはようございます。
昨日の午前中までは晴れでしたが
予報通りの悪天気になりましたね。

川越も大雪です
今日に限って羽田空港から出張です。
動いている最後の電車に乗れました。どうか無事に
有楽町まで動くように……







今回のみどりは東京大学内にある三四郎池をご紹介します。




学生の頃、何故だか夏目漱石にハマりまして、
青春18切符の旅の際に文庫片手に
山形から神奈川までの鈍行列車の旅をしていました。

帯の宮沢りえさんが初々しいですね。
時間の流れを感じます…




三四郎が時間潰しに構内の池で過ごすシーンがあります。
どんな場所なのだろう……と思い続けていた景色に会いに行きました。





構内から下に降りるように石の階段が続きます。




入り口にこの池の案内板があります。
赤門と同じように大名屋敷、大名庭園の池だったのですね。





池の周りには散策路が整備されていました。
それに沿って反時計回りに進みます。




大きな、形の優れた石が目立ちますね。
池につながるように据え付けられていました。
思わず乗り出してしまいます。




玉石の園路が続きます。
夏目漱石もここを歩いたのかなぁと想像すると
嬉しいですね。





みどりに覆われているので、鳥たちが多いですね。




池の様子はその場所ごとに表情が変わります。
落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした時間が流れています。





途中、滝が現れました。
石組みが見事です。周りの荒れたみどりを整えると
もっと良くなるのですが、大学内にあるものとは思えない
素晴らしい空間です。







何気なく据え付けられている石の表情が素晴らしいです。
この石を鑑賞するだけでも面白いです。

でもこの園路をアップダウンが激しく、良い運動に
なります。そのためか、散策している人も多いですね。




「三四郎」の世界観が漂う、閑静なみどりでした。
ベンチもありますので、ゆっくりと過ごせる場所です。
是非、ここの特別な時間を体験ください。





【心地よいみどりの方程式】

◾️20年以上前の感情を蘇らせる、小説の言葉の力は凄い

◾️据え付けられている石も同様に歴史、時間、感情を
今につなげている

◾️落ち着いた豊かな時間が流れる場所は東京大学にふさわしい






街ナカみどり 東京大学

2016-01-17 06:35:06 | 街ナカみどり
【心地よいみどり159】

おはようございます。
今日はしっかりと朝、発信ができて、
ホッとしています。スタートが大事ですね。




今回のみどりはセンター試験中にふさわしい
東京大学内にあるみどり、景色をご紹介します。


有名な赤門ですね。
もともと大名屋敷、庭園の敷地が大学になったので残されています。
学生をはじめ、普通に利用できるコトが素晴らしいです。






帝国大学にふさわしいレンガ塀、みどりが続きます。
六義園の煉瓦塀と似ていますね。



もう一つの門も重厚感溢れるデザインです。
ここを東京大学の学生として入ることが誇れる場所ですね。






門をくぐると正面に安田講堂に続く景色が現れました。
どこかの予備校のチラシに出てくるような場面ですね。

でもイチョウ並木は綺麗でしょうね。




学生の頃は東京大学なんて、はなから関係ないと
思っていましたが、こうして体験すると「いいな」と気になりますね





周りの法学部の建物も素晴らしい景色でした。






暗闇から明るい向こうの景色に惹かれます。
ここが学びの場であるコトに憧れますね…



安田講堂の周りにはみどりの心地よい場所がありました。

大きなクスノキの周りのベンチ……
気持ち良い時間が流れていましたよ

これから受験する子供を連れている親子が多く
びっくりしましたね。
海外の留学生 も多くいました。


子供達がボール遊びをしていました。
いろいろな使われ方、楽しみ方、過ごし方を
届けてくれる場所ですね。




嬉しくなるみどりと歴史ある建物がある心地よい場所です。
是非、散歩がてら体験してください。



【心地よいみどりの方程式】

◾️江戸時代の建築物はみどりとの親和性がある。
その様に心を緊張させるが、その後リラックスさせる効果がある。

◾️煉瓦塀とみどりは似合う

◾️目を見張る素晴らしい建築物、大きな木に抱かれたベンチが
ある空間はとても、とても良く、体験できて嬉しい時間がある