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今日の記憶を一言半句

りんごと蜜蜂≒生物多様性

りんご園の1か月前の今頃は花が満開で花見をしていた。

その花が早くも実を大きくしています。

 

 

小枝の先に5個前後の花が咲き、その花が5個の実に。

このままだと、数が多すぎて実が大きくならず、美味しさも損ねるので、この時期は1個だけ残す摘果作業で大忙しです。

 

 

実になったことは、蜜蜂たちの受粉の働きがあったおかげでもあります。

その蜜蜂は、りんごの花の蜜をもらい、子育てと自分たちの食料にしているわけで、りんごの実が育つのと蜜蜂は生物多様性の関係そのものなわけです。

 

 

そもそも生物多様性が失われると人間にはどんな影響があるのか。

かりに地球から蜜蜂が消えたとしたら、私たちの生活はどう変わるのか。

 

たかが蜜蜂と思う人もいるかもしれませんが、りんごだけに限らず、世界の主要農作物の実に75%以上の種類が、蜜蜂を中心とした“花粉媒介者”の影響を受けていると言われています。

思いつくだけでも身近なところで、イチゴ、メロン、スイカやカボチャ、ウメなどの農業分野に、実に数十兆円もの経済的利益をもたらしていると推計しているほどです。

 

蜂が飛んでくると刺されるのではないかと身構えてしまう人もいるかもしれませんが、私たちは蜜蜂から多大な恩恵を受けているのです。

 

5月20日は国連の定める「世界ハチの日」、5月22日は「国際生物多様性の日」です。

地球環境に大きく影響を及ぼす生物多様性について考えてみる日ですね。

 

日本蜜蜂を飼ってから、生物多様性と自然との結びつきを実感している。

今、その蜜蜂が減少しているのが気がかり。

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