<越前・福井は歴史がいっぱい>
越前・越中・越後という言葉がある。これらの地域は、大昔は越(こし)の国だったのだろう。それが後に3分割されたと考える。
このたび不思議な縁がきっかけで、若狭から越前を旅することになった。どういう所を回ろうかと、いろいろ調べているうちに越前には歴史がいっぱい詰まっていることが分かった。大手旅行業者のツアーで、永平寺・東尋坊・兼六園などと言うコースはよくあるが、若狭から越前へ辿るコースはなかなか無い。どうしてなのか、よく分からないが、ますますやる気になった。若狭の夕日などは素晴らしいようだ。
さて、今日は話を越前に絞りたい。調べてみると、歴史的には、現在の福井駅より武生(たけふ)駅あたりが中心らしい。時代的に並べてみると、以下のような項目が浮かんでくる。
巨大古墳群、継体天皇、万葉集、紫式部の逗留、(南北朝騒乱の)新田義貞、信長の朝倉攻めと一向一揆、(一条谷の)佐々木小次郎----
これら所縁の地を訪れるだけで、かなりの時間と足がかかりそう。でも、魅力ある観光スポットではある。楽しみだ。
※南町奉行という「一奉行」に過ぎない大岡忠相(ただすけ)が、なぜ「越前介(えちぜんのかみ)」と呼ばれるのか等、付随的に、次々と興味対象が広がる。