浄土真宗の若坊主の気ままな徒然日記

坊主スライムの気まま日記!?人生相談ものります!が参考になるかは人それぞれ!!

ブラジル紹介 その1

2009年02月23日 01時29分47秒 | Weblog
後輩でブラジルへ開教使のブラジル紹介です

これから折を見て連載したいと思います

スゲエネ

チキュウノ ウラガワダヨ


一生行けない気がするとことだな・・・


では


私は、2008年7月24日より、ブラジル・サンパウロにある南米本願寺
の開教使となりました。

まず初めに、「なぜ私が南米の開教使になったのか」ということを
お話しさせていただきます。

真宗大谷派は、開教区として南米開教区以外にも北米教区とハワイ教区の
3教区があります。

私が南米開教区を選んだ理由は、英語の能力の乏しさもありますが、
単純に日本から一番遠くて今しか行けないと思ったからです。

またブラジルのことを知らず、私がイメージできたのはサッカーとサンバくらいの
ものだったので、もっとブラジルを知りたいとも思ったからです。

ここに来る前には、やはり私も多くの方に、ブラジルの治安について
お話しをいただきました。ブラジルでの生活への大きな不安も確かにありました。

しかし私は、「治安は悪いかもしれないが、多くの人が生活をしているのだから
住めないはずがない」と強気な意見も秘かに持っていました。

そして「日本でブラジルの事を考えても仕方がない。
まずは身をブラジルに運ぼう」と思い至り、
日本―ブラジル間の約2万キロを飛び越え、南米開教使になったのです。

間もなく、ここサンパウロでの生活も一年が経とうとしています。

日本で抱いた大きな不安も、現地の人の優しさと陽気さに吹き飛ばされ、
今ではこのブラジルで生活ができる喜びに変わりました。

ブラジルという国の認識不足による偏ったイメージによって、
ブラジルを実際より遠い国にしてしまい、ブラジルへの最初の一歩が踏み出せない。

私は、その一歩を踏み出す一つの機縁を作りたいと思いまして、
今回「ブラジル」の紹介を思いつきました。
さて、ブラジルの紹介と言いましても、ブラジルは日本の23倍の
国土があります。

極端に言えば、日本の事を北から南まですべて知っていても、
ブラジルで言えば23分の1しか知らないことになります。

さらに多様な人種・民族がおり、地域によって固有の文化があります。
そのため、今回、私は、特にサンパウロでの生活を通して見た「ブラジル」の紹介をさせていただこうと思います。
「サンパウロ」「衣」「食」「住」「宗教」の5つのテーマから紹介したいと考えています。