きのうは、魔女っ子の個人懇談だった。
レッスンを辞めて、しばらくのあいだの精神不安定。
それが成績に影響していた。
それに、時間のある今と、時間のなかったレッスンを続けていた頃。
比較すると、今の方が、勉強に対しての取り組みが低下してしまっている。
わからないことがあっても、粘り強く、最後までがんばれていたのに、今は、それがなくなって、先生のいわく、
「シャッターを下ろしてしまうときがある」
とのこと。
水泳は、魔女っ子にとっての自信につながっていた。
今は、それがなくなってしまった。
そのことが影響していると、先生も考えているみたいだった。
先生に見せられた魔女っ子のテスト。
一枚は、1か月くらい前のもので、途中まで問題を解いたところで終わり、その裏に、「水泳、水泳、水泳・・・」と、いくつも書かれてあった。
もう1枚は、今日のテストで、裏に、「水泳」と大きく書かれてあり、その下に、小さな字で、「友達」と書いて、前のレッスンのメンバーの名前が連なっていた。
母の胸に、大きく迫るものがあった。
先生も、できれば水泳を続けさせた方がいいと考えているみたいだった。
「なんとか、お母さんの負担にならずに済む方法が見つかればいいんですが・・・」
と。
果たして、ミニバスが水泳のかわりになればいいが、先生の考えとしては、
「たぶん、それは無理でしょう」
水泳では、魔女っ子は、突出しているが、ミニバスは、他の子より遅れている状態。
それに、個人競技ではない。
水泳をしていた頃のような自信にはつながらない。
それが理由。
母が応援してあげられる状態なら、今すぐにでも、選手に戻してあげたいと思った。
考えて、考えて・・・。
でも、やっぱり・・・。
情けない母で、ごめんね。
でも、もう少し、考えてみるよ。