激動な一日

昨日の朝のチコちゃんです。
私は可愛いと思うんですが、他の人は「この写真大人っぽ過ぎてほんとの可愛さが出てない」って言ってます。


昨日ダンナに車で、野良猫さん保護に理解のあると言うＡ病院に連れて行ってもらいました。

チコちゃんメス　900ｇ　2か月ちょっと　エイズ白血病共に陰性、耳もきれいでノミもなしで、
　念のためスプレーして下さいました。　回虫駆除の薬を飲みました。

フミちゃん　メスでした。　1500ｇ　2か月ちょっと
　結果はチコちゃんと一緒で、風邪気味のためお薬を頂きました。

血液結果待ちの間、座る場所もなかったので、ダンナに楽をさせてあげようと、
「パパ、キャリー持って行って車で待っていて」といつにもなく優しい気持ちを
出したのが、間違いの元でした。　それから、怒涛の半日が始まったのです、、
　
結果を聞いて、車に戻るとダンナはトイレに行きたくて喫茶店に入っていました。
　車に置いていた、チコちゃんのほうのキャリーのファスナーがあいていて、
チコは車の中にいるのがちらと見えたので、
　注意深く乗り込んで、捕獲しようとしましたが、どうしてもいない。
　どうも車の足元にボンネットのほうに続く空洞があるとダンナが言うのです。
どんなに探してもいないので、その空洞から外へ出たのではないかと思い始め、
　私は、駐車場と病院の周辺を「チコちゃん」と呼びながら必死で探し始めました。
　犬の散歩の人や近くの人に聞いたり、A病院の看護師さんも親切にしてくださいました。
　泣きながら捜し歩き、４時間位たちました。
帰ってチラシを作り、明日配りに来ようと考えました。
　でももう多分見つからないだろうと思うと涙がボロボロ流れました。。
車の中を探していたダンナは、一度車屋さんに電話して聞いたら
「猫が出るような隙間はないと思いますけど。。」って言われたらしいけど、
　気配さえないので、車の中にいるとは思えませんでした。

　帰る前に車屋さんに寄って、ちゃんと聞いてみようということになり、
いつもお世話になっている○ッサンプリンス、○川店へ、、
　土曜日の６時頃だったのに、何人もの方が一生懸命に探してくださって

　しまいにはダッシュボードのあたりをどんどん分解し（丁度車が修理中でこの車はこちらの代車でした）

　１時間近くたった頃、、、「おった！」

　上の方の狭い狭い隙間にチコちゃんが、、
やっとの思いで救い出し、ようやく帰途に着きました。
　ご迷惑をおかけしました。これからも我が家は一生NISSANの車に乗ることを誓います。

　６時間も閉じ込められたチコちゃんも、ずっとケージで待たされたフミちゃんも、
一言も鳴きもせず、我慢強い子達でした。家でもほとんど鳴きません。
　ときたま可愛い一声鳴くくらいでお利口さんです。
ずっと泣いていたのは、いい年をしたオバンの私です。
　ダンナは見つかるまでは「もう猫はイヤ、もう絶対にイヤ」と呪文みたいに言っていましたが、
チコちゃんが見つかったら
「お母さん良かったなぁ、もうお母さんに泣かれたらホンマつらいわ」と喜んでいました。
　（いったい誰のせいやねん）


家に着き、キャリーから出てすぐのチコちゃん


ほんま狭かったわ～、ダッシュボートの奥で死ぬんかと思ったわ。クスン

　戻ってくれてありがとうね、チコちゃん。幸せになろうね。