Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてからできなかったことをやってきた。もうオペラなどは程々で。人生のリストに書いたことがまだ残ってるから。

今日は調布国際音楽祭初は読響の「火の鳥」とメノッティのオペラ電話

2021-07-04 21:26:00 | 調布国際音楽祭
今日は調布国際音楽祭でグリーンホール。
鈴木優人マエストロ・読響の「火の鳥」とメノッティのオペラ「電話」。
歌手は中江早希さんと大西宇宙さん。

始まったフィガロの序曲。なんと瑞々しく清々しいんだろう。このところN響をたくさん聴いてきたけどやはり読響も素晴らしいではないか。

電話はおかしくて切なくて愛おしいお話。中江さんは、昨年BCJのリナルディで、オペラの中江さん、として大ブレーク。
今回は可愛らしキャラもこれだけできるって、演技力ついたんだなぁ。これからますます楽しみだ。歌はすごいしね。

大西さんは一昨年の小澤松本フェスのオネーギンが素晴らしく、リナルディも良くて。何しろカッコいいからホントに観たい歌手だ。
実は昨日のカルメン、エスカミーリョに大西さんを起用すればどんなに良かったろうと、ぼくは思いながら観てた。
今日みたいなコメディもうまくやれるんだから、新国立もこういうひとを抜擢して大スターに育てて欲しいなぁ。

さて火の鳥。何種類かのCDを聴いているけど、実演でないとこの作品の素晴らしさは半分くらいしかわからないかも、って思った。こういうのを聴いてしまうと、古典派やロマン派の演目のチケットを買う気は失せるね。

マエストロ優人は素晴らしい活躍ですね。大指揮者になるでしょう。
素晴らしいコンサートでした。調布国際音楽祭恐るべし。来年はもっと聴こうと思う。





















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