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今日は町田イタリア歌劇団のトゥーランドットで町田市民フォーラム。
町イタ友だちで元合唱仲間の戎居さんが、1日の公演で高橋亜矢子さんのリューを観て泣いた、って言うので、亜矢子さんはどんな風に歌ったんだろう、川島慶子さんはいったいどんな演出をしたのかしら、って今日はウチを出るときから期待昂ぶって。
幕が開くとのっけから、男気でマンダリーノを引き受けた井上雅人さんが、そしてすぐにカラフの安保克則さんもすごい声で歌いだしたのでちょっと寒け。
だけど町イタで気分がのってくるのは、だいたい20分を過ぎた頃で。豪華絢爛たるMETのステージなんかが浮かんできて比べちゃうから。
でもやがて小ホールの居心地になじんでいくというか、町イタにハマっていく。今日もそうでした。
第2幕でやっと、ずっと聴きたいと思ってた薮田瑞穂さんが本格的に歌いだして。安保さんとの重唱で力は分かりました。期待以上の素晴らしい、美しい姫。
続く3幕での薮田さんと安保さんの熱唱に次ぐ熱唱でさらにホールは盛り上がり。やがてリューの森澤かおりさんが自害する場面がきて。
泣けなかったけどグッときました。森澤さんの熱唱、ティムールの普久原武学さんの演技、ピンの新井健士さんの奮闘、圧倒的な安保さんの歌唱力。
それから、藤原のランスへの道が決まってる高橋未来子さんが女官だけでなく、織田麻美さんとともに合唱団に加わり。子供たちがすごく頑張ったので、今日はこれまで聴いたことなかったような一番の素晴らしい合唱でした。いつものようにドラマティックな土屋麻美さんのピアノにのって。
カーテンコールで出てきた柴田GMがぼくの名前を言ったら、隣席の紳士から、・・さんですよね、って言われたのにはちょっとビックリ。ぼくの投稿を読んでくださってるようでした。
その方に、全てが終わって、良かったですね、って言ったら、素晴らしかったって感動されてました。
懐に優しいけど、川島さんが知恵を絞り、一流の歌手を呼んで、本格的なオペラを観せ続けてくれてる柴田さんの町田イタリア歌劇団に感謝、ブラーブォ❗️