蝶々夫人は満席の久我山会館ホールで18時に開演しました。町田からの高橋未来子応援団は柴田さん、森澤さん、伊達山さん、吉田さんにぼくの5人。
未来子さんは1幕ですぐに登場しますが、着物姿が眩しい、やはり、美しすぎるスズキでした。
さて開演するや、ピンカートンの佐々木洋平さんとシャープレスの大石洋史さんが、のっけからガンガン来て、ストーリーを引っ張ります。この二人、実力ありました。大石さんの方はお名前をフェイスブックでよく存じ上げてましたが。
タイトルロールの坂木陽子さんは2幕のアリアくらいから本領発揮って感じで、物語の展開とともにどんどん良くなっていって、観客の心をとらえました。
そして我らが未来子さん、歌う場面が少ない1幕2幕ではこってり芝居してました。優雅な身のこなし、変化に富んだ表情。いいねぇ。見とれてちゃいました。
聴かせどころの3幕に入ると、みたか、というような歌いっぷり。声はたいへん美しく、よく通ります。
大石さん、佐々木さんとの三重唱は最大の聴かせどころですが、良かった、2人に負けてなかった。ぼくにとっては、ここがもう最高潮の地点でした。
そこからはもう坂木さんのもの。
たっぷり聴かせて、観せてジ・エンド。
最後がちょっとあっさりしすぎてたかな。
でも、1幕50分、2幕50分、3幕が30分で見応え、聴き応えありました。
終演後は応援団で未来子さんを囲み、しばし談笑と記念撮影。
未来子さん、これでまたひとつキャリアを重ねたね。
でもまだまだ物語は始まったばかりでしょ。
この先も観てるよ!