
今夜は急遽決まった夏祭の特別練習で武蔵小杉の川崎市総合自治会館。
日曜日のオケ合わせの内容がいまひとつだったので、追加練習を望む声がでて、岡田さんは伊藤マエストロと相談し翌日には特練を設定し、わたしたちに招集をかけた。マエストロは東邦音大の授業終了後にかけつけるという。
正直驚いた。
そして今夜ホールに来たら百名近くが集まり、ピアニストの前田さんもレッスンスケジュールをやりくりして来てくれていて。
マエストロは日曜日にダメだったところを、1番から修正していった。時間がないゆえのとても効率的かつ集中した指導で、わたしたちのパフォーマンスはみるみるよくなった。
そして何より嬉しかったのは、わたしが日曜日にダメだった、うまく歌えなかった、ここは問題だなぁ、等と思ってたところを、マエストロも理解していたこと、それを修正しようとしてくれていたこと。
わたしたちとマエストロは繋がっていると思えた。
日曜日にマエストロはステージのオーケストラの向こうににいて、客席のわたしたちからは遠く、うまく歌えなかったところをマエストロがどう理解したのかわからない、これでいいのか、だめならどんなふうにすればいいのかと思った瞬間があった。
でも今夜、練習が進むにつれ、そのような不安は消えていった。重要な箇所の理解は深まり、不安は、よしやろうという意欲、よく見ていれば指揮はわかるという自信に変わった。
今日の特訓はビデオに撮影され、来れなかった人たちのために明日にもアップされるという。
それを見てわたしは明日も歌う。そして金曜日のGPに臨む。
今日の素晴らしい特練を実現してくださったマエストロ、岡田さん、平野さん、前田さんに感謝します。





