日曜日の”宮本亜門の魔笛“が素晴らしかったので、昨日からモーツァルトのオペラがとても観たくって。
それでちょい見しただけだった、ザルツブルグ2020のコジファントゥッテを観た。
素晴らしい。
ヨアナ・マルヴィッツ の指揮でクリストフ・ロイの演出。
クレバッサ、ドライシヒ、マルティン・クレンツレら歌手陣もみんな。
亜門流とは違うけれど、これもまたモダンオペラだし、現代のオペラが目指すべき方向ではないか、みたいなこと思った。
METで観たのは2014シーズンだけで、2018シーズンのは観てないのだが、こんなザルツのコジができてしまったら、もうMETのは観たいって思わないんじゃないか、よほど斬新な新演出じゃなければ。
他に観たのは2019年の藝大オペラ。この日は、コジの魅力がわかったみたいなこと書いてるんだけど、もうあまり覚えてない。
で、このザルツのコジは、恋愛や人間の本質本性を、不貞や不倫等が溢れている現代社会下に置き換えとてもリアルに、でも格調高く描いている、ってぼくは思った。