今日は井出壮志朗さんの町田イタリア歌劇団コンサートで市民フォーラム。
コロナ禍で小野寺光さんらとのフィガロは1月に延期になり。カルメンは二瓶純子さん、市川宥一郎さんの別組を鑑賞したので、井出さんとはニアミスが続いて。
町イタの歌合戦やコンクールで聴いた時の印象はあまり残ってなく、しっかり聴いたのは今日が初だったけど、藤原で抜擢されてる理由がわかった。
口開けの紅葉で、なんと美しいバリトンだろうと。
そんなふうに思ったのは夏の夜の夢、ハムレット、を続けて聴いた河野鉄平さん以来で。
前半日本の歌6曲は心に沁みてきて。
後半フィガロ、清教徒、アンドレア・シェニエ、オテロの重厚なアリアはぼくら圧倒してきた。
アンコールで唐松、忘れな草を歌い、その上、外套、とはなんというパワー。すごい歌唱力。でも落として歌うところで、今日は音程が不安定になった。技術はまだ向上しなければならないだろうが、すごい歌手になるだろう。
華がある市川さん、雰囲気がある小野寺さん、そして圧倒的な力がある井出さん。藤原の観たい、聴きたいバリトンのこの3人。
これからどうなっていくんだろう。
1月9日のフィガロ、楽しみに、いや期待してます❗️
さてここから番外編。
今日も素晴らしい演奏で井出さんを支えた土屋さんだけど、森谷真理さんが町田に来てくれるのは土屋さんの力なんだって。
さらに鳥木弥生さんまで呼んだんだって。
恐るべし土屋麻美❗️‼️
