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埼玉女子短期大学 エアライン・ホスピタリティコースの活動を紹介していきます。

卒業レポート2023〜パイロットの現状と未来〜

2024-01-23 13:58:25 | 卒業論文

皆さんこんにちは!2年の大出です✨


私の卒業論文では、パイロットの現状と未来について、とりあげました!


この短大生活の2年間で、航空業界について勉強しました!

そこで、女性パイロットが少ないという点に疑問を抱いた反面、非常に興味が湧き、今回のテーマにいたりました。

パイロットという職業について調べ、女性の働き方にも目を向け、進めていきます!


まず私は、

①現在のパイロットの人数と歴史

②パイロットの職種

③一人前になるまでの訓練

④今後のパイロットのAI化

⑤女性パイロット

の5つに焦点を当て、考察していきました。


①現在のパイロットの人数と歴史

操縦士の人数は、2010年時点では、世界全体でおよそ46万3,000人います。アメリカが特に多く、2014年時点では男性操縦士554,177人、女性操縦士が39,322人でした。

対策としては、教育やマネージメントを改善しつつ、現在は中途採用を強化していくことがベストだと考えました。


②パイロットの職種

パイロットの職種は代表的なものが8つあります。航空業界について勉強していても、知っていた職業はエアラインと自衛隊だけでした。そこで、パイロットという職業を広めるためには、ドラマや映画、SNSなどを活用していくことが大切だと考えました。パイロットには、沢山の職種があると知ってもらうことができれば、目指す方も多くなるはずです。


③ 一人前になるまでの訓練

まず約1年~2年程行う地上配置があり、その後の約1年半は、運航乗務員として必要な事業用操縦士技能証明や計器飛行証明等の免許を取得し、飛行機を操縦するための基礎知識や技術を習得する基礎訓練を行います。そして、10ヶ月行う副操縦士任用訓練があります。訓練では日々が勝負時で、厳しい世界なのだと思いました。しかし、その厳しいおかげで私たちの安全が守られているのだと感じました。


④ 今後のパイロットのAI化

2023年の8月、韓国ではAIでヒト型パイロットロボットを開発したようです。韓国科学技術院(KAIST)ののデービッド・ヒョンチョル・シム(David Hyunchul Shim)教授が率いる共同研究チームが、自然言語で書かれたマニュアルを理解して自力で飛行機を操縦できる、人工知能(AI)を搭載したヒト型パイロットロボット「PIBOT」を開発したと発表しました。

全ての飛行機のパイロットがロボットになるのは、少し寂しい気もしますが、航空業界のAI化にこれからも期待していきたいです。


⑤女性パイロット

やはり、女性パイロットは女性特有の様々な理由により、男性パイロットに比べ、圧倒的に人数が少ないのが分かりました。

またアンケート調査を行った結果でも、女性パイロットに憧れはあるが、実際に職業に就くと考えると難しいという意見がでました。

そこで、どのような順番でどのような訓練を行うかが詳しくかかれた資料があったり、実際に女性パイロットのお話が聞ける機会があれば、女性パイロットの人数が増えるのではないかと考えました。イメージや概念で夢を諦めてしまう女性が、少しでも減っていくと良いなと強く思いました。


私はこのテーマで考察していくうちに、他人事ではなく、自分にできることを考え、行動できるようになりたいと感じました。そして、自分の好きなものを大きな声で好きと言える世界になるといいと思いました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました☺️


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