経営コンサルタントの知見

経営に役立つ知見をgoo blogで

ホスピタリティーの語源

2011-09-11 10:12:52 | 社会・経済

 他者を思いやれる精神、即ち“ホスピタリティー”の語源を知っておきましょう。かのギリシャのトロヤ戦争の将軍ネストールが、傷ついた旅人を、政敵であるオデッセウスの息子のテレマーコスと知りながら、自宅に招きいれ、もてなしました。傷が完治したところで旅の目的地のスパルタまで馬車で送ってあげました。敵(hostile)に対してすら愛情を示す(pes)ことをhospesと言い、hospesの精神で行う行為をhospitalityというようになりました。この史実に語源を持つ、“敵をも思いやる”心で行う行為を“ホスピタリティー”と言う様になりました。

 ビジネスの現場で、ホスピタリティーが力を発揮する場面が多くあります。そのホスピタリティーを発揮してビジネスを盛り上げていく時、語源はどのようなものか知って行うことで、ホスピタリティーが深みを備え、より効果のあるビジネス精神として発揮されることでしょう。

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困難に打ち勝つ

2011-06-13 22:52:18 | 社会・経済
困難のない人生にあこがれる時は思い出すのです。樫の木は向かい風によって強く育ち、ダイアモンドは高い圧力によって生まれるのだ、と言う事を。
(ピーター・マーシャル;米国の牧師)

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可能性を求める

2011-03-13 18:53:09 | 社会・経済
人類史上の進歩のほとんどは、不可能を受け入れなかった人々によって達成された。
(ビル・ゲイツ;米国の実業家)
可能性を信じ、偶有性(contingency)を信じ進むところに、新しい道が開けます。

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経営を考える

2011-03-13 17:59:20 | 社会・経済
偉大な作曲家たちは、意欲が湧いたから作曲に取り組んだわけではない。
取り組んだから、意欲が湧いたのだ。(アーネスト・ニューマン;イギリスの音楽評論家)

私達が経営を思うとき、まず取り組むことが大切です。
そこから新しいことが始まります。
アンガス・マディソンの「経済統計でみる世界経済2000年史」(柏書房:絶版)から、過去の200年を振り返り、今後の日本の進む道を考えてみましょう。江戸時代の状態に戻らないために、何をしたらよいのでしょう。シリーズでお送りします。お楽しみに。
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