センムのブログ

日常の事柄、仕事から趣味まで風の吹くまま気の向くまま書いてみたいと思います。

趣味を持っていること

2010-09-23 | 日記
前回のブログにバスフィッシングのことを書いたので、久しぶりに今のバスフィッシング界のことを調べてみました。
というのはここ10年くらいは新しいタックルやルアーはほとんど買っておらず(買わなくとも釣りに行けるだけの備品は持っているし、それで十分人並み以上に釣れるし、驚異的な新製品のウワサも聞かないから)、買うといってもフックやシンカー、ラインなどの消耗品と、緑色のワーム(他の色は買いませんねぇ。買っても灰色)数種だけという、日本経済の復興には全く協力しないフィッシャーマンなので、業界の動向など10年前から時計が止まっていました。

で、ちょこっと調べてみたらビックリ。
よく行く釣具店の店長さんが「バスプロの○○が追放されたような問題も…」と最近言っていたのを思い出したのでいろいろ検索してみたのですが……。
あるバスプロは違反行為で永久追放されていたり、当時から知っているトッププロがサラリーマンを辞め会社を興していたのはいいとして、ガンの手術をして、その後元気に復帰されているなど、ちょっとした浦島太郎状態でした。

その病気を克服したバスプロのブログの、入院していた前後を見てみましたが、「好きなことがある」というのは本当に素晴らしいことであると思いました。
私はそのバスプロの姿勢はすごく好きで、サラリーマン時代の勤めていた会社に対する考え方とか(←だから退社したことに驚いた)、釣りに対する考察の深さ(多少?の誇大表現や真偽のほどは別として)からは得るものが多い人です。

好きなことをすることによって生まれた人間関係や、きっと大きな効果をもたらしたであろう術後の回復など、単に「好きなこと」だけでは収まりきらない「良きもの」になっていることが、同じ趣味(向こうは生活の手段でもありますが)を持つ者として嬉しく思いました。

私は彼ほどの影響力を持っているわけでも、他の趣味も含め大した腕も技術もありませんが、この「良きもの」を持つことができたことに感謝してます。