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以前に書いた静岡の兄貴が正月三日に他界しました。余命半年の宣告も二年八ヶ月、強気で生き抜きましたよ。
ガキの頃に伊東の堤防で二人で釣ったサバは青い100リットルバケツいっぱいで叔母さんちに持ち帰って怒られた想い出が懐かしく思い出されました。
チンチロリンを教えてくれたのも兄貴でした。祭りの露店のガム削りのインチキ削りを教えてくれたのも兄貴でした。小学生の時に卓球を教えてくれたのも兄貴でした。それで、中学時代に卓球部に入ったものです。また、中学生の時にボーリングを教えてくれたのも兄貴でした。やはり、高校生の時には会津ロイヤルプラザでボーリング漬けになったものです。
今、思い返すと影響力が凄かったんだなと思いました。
元自衛隊員の兄貴が中学生だった頃の自分に、天皇をどう思う?その言葉が何故だか記憶から離れません。
良い事も悪い事もいろいろと教えてくれたそんな兄貴が最後の最後に教えてくれた事は、人生を楽しく生きる為の執念でした。
俺は絶対に死なないから大丈夫だと言い切って癌と闘っていましよ。
今日の菊川は風もなく青い空に白い雲が漂う暖かい一日でした。
そろそろ熱海駅です。今夜は兄貴を偲んでゆっくりと飲みますよ。
しゃぼん玉を聴くといつも兄貴を思い出す元人会マスターより