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大塚 せつ子~白神の風

白神山地から発見された『白神こだま酵母」が、いつか世界中の大空に羽ばたくように、これからも新たな技術の開発を目指します

葦牙(あしかび)

2009-09-10 14:16:23 | 徒然に
           葦の若芽『葦牙(あしかび)』。

       古くから生命力の象徴として使われた言葉。

    こどもたちは毎年息づく葦のごとく、力強く生きています。




         ~みちのくのある児童養護施設の記録~


   11月には首都圏でロードショーが決定しているようです。

   2009年1月21日から    ポレポレ東中野
   2009年11月7日から    川崎市アートセンター アルテリオ映像館
   2009年11月7日から    横浜シネマ・ジャック&ベティ



  お問い合わせ  記録映画『葦牙』製作委員会

           http://www.kazesoyo.com/

          TEL/FAX 0197-67-0714

  確認してからお越しください。


    

『白神の夢』では、地元の子供たちが当たり前のように育った山々が

すばらしい生態系を持ち、壮大なる未来をもたらすことに気づいていく

様子が中心となったドキュメンタリー映画でした。

「白神山地」を子供たちの目を通して伝えたい・・・

そんな想いから、苦難の撮影に入ったスタッフの皆様でしたが

その評価は高く、とてもすばらしい映画になっています。


今回は、また違った世界を『子供』たちを通して、私たちに伝えて

くれるはずです。

目を背けてはいけない『現実』を、きっと伝えてくれるのだと思います。




【葦牙】 (あしかび)
 葦の若芽。水辺の葦が芽吹き、水面にその尖った新芽が点々と顔を出す。
 水面から出たその尖った新芽を牙や角、錐に見立てたもの。
 葦の牙、葦の角、葦の錐ともいう。
 水温む春を表す季語。

 この言葉の始まりは古く、古事記にも既に
 「葦牙の如く萌え騰れる(あしかびのごとくに もえあがれる)」
 と記されています。
 それだけ水面に並んだ鋭い葦の芽は目を引く姿をしているのです。

 子供の頃河のすぐ近くに住んでいました。河に沿って葦の原が広がっていて、
 私にとってはいい遊び場でした。
 河の氷が融けるような季節になると河辺の芦原には沢山の葦の牙が姿を現し
 ます。
 その鋭い牙の先端は冬の残した寒さを切り裂きながら、その跡に春という季
 節を導き入れているようでした。

               (日刊・こよみのページより)


        

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