今年の秋から、国産小麦がなんと約40%も値上がりします。
昨年外麦の価格が高騰したときは、世間が大騒ぎになりましたが
国産小麦の高騰は残念ながら、話題にものぼりません。
これだけ自給率が叫ばれる中、一生懸命に国産小麦を守って製品化してきた
私たちは、本当に途方に暮れます。
また、サラでは国産のキビ砂糖を使っていますがこれもまた6%の値上がり
になるそうです。
いいものを作り続けることの難しさ・・・歯がゆさを感じずにいられません。
昨年、輸入小麦の高騰で大手が国産小麦を手に入れようと、買占めが
ありました。
その他の要因も重なり、今回の値上げとなりましたが大手は輸入小麦が
安くなったら、簡単に輸入小麦に切り替えることができます。
まじめにコツコツ国産小麦粉のおいしさを伝えてきた、わが社のような
弱小企業は、何も抵抗ができず大きな流れの中で・・・・それでも
逆流に向かって泳いでいかなければならないのです。
まじめに生きたものが笑顔でいられるような・・・・
そんな時代になって欲しいと、心から願わずにはいられません。