『勤務地シンガポール』

日本に帰国しましたがタイトルはこのままで

選ぶのはシンガポールの方だ

2011年07月18日 | シンガポールで暮らす

 今日知人から驚くべき話を聞いた。

 曰く、「英字新聞には決してならない話だが、華字新聞にはリー首相が自国民にもっと職をあてがうために外国人を追い出すと言っていることが書かれているらしい。」と。

 知人はその裏づけとしてEPが取りづらいこと、現在EPを持っている人でも更新時に更新できなくなっていること等をあげた上に、某有名クリニックのJoyさんからも「そういうことだから、いくらがんばってもEPはおりないから早く日本に帰りなさい云々」と言われた話を紹介してくれた。

 果たして本当にそうだろうか。私は違うと思う。確かに「外国人」と一言で言ってもいろいろな国の人たちがいる。レストランの調理場やホール、そして建設現場などから外国人が一斉に居なくなってシンガポール人がそれにとって代わる、というのは考え難い。

 一方日本人は安泰かというとそうでもなさそうだ。たまに、「英語が出来なくとも応募可能な仕事を紹介して下さい」と来られる方々がいる。残念ながらそのような方々は今のシンガポールのご時勢からみてほぼ「退場組み」だろう。

 昨今、住み易い、安全、教育、そして税金とかでシンガポールを選択して来られる方々を多く見受けるが、選ぶのは我々の方ではなくシンガポールの方であることを忘れていけないと思う。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。