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2010-11-06 06:27:23 | 自髪デビュー(カット)
以前、ヘアエピテーゼを作ってくださったMさんが、旦那さんと一緒にご来店してくださいました。


Mご夫妻「今日は自髪のカットをお願いします。」


早速拝見させていただくとMさんの頭は、今までの長い髪と、抗がん剤の影響で抜けてしまった髪が生えてきて、長い髪と短い髪が交ざっているところでした。


正直、ヘアスタイルを作るには長さが足りませんでした。


僕は勝手に、


「副作用で体調も優れないから、髪を切れば気分も違うかもしれない。と思ったのかな?


それとも、残った髪と生えて来た髪の差が気になるのかな?」


とか、いろいろなことを考えていました。


そんなとき旦那さんが「娘がオオネダさんのところに行って見てもらったら?と言ったから来たんです」とひと言。


その言葉を聞いて、この仕事をしていて良かったな~。と思うと同時に、娘さんをはじめ家族みんなが応援しているんだな~。と思いました。


でも、もしかしたらMさんにとっては、体調などを考えると、とてもそんな気持ちになれないのかもしれない。


または、そんなこと言われなくても分かっているよ。と思ったのかもしれない。


ついついそんなことも考えてしまった。


というのも、僕がウツ病になったとき、妻に「病院に行ってきたら?」とか「症状を言って薬を変えてもらったら」など、言われたとき心の中では


「そんなこと言われなくても分かっているよ」


と反抗していました。


でも、今になって考えてみると、妻は妻なりに心配していてくれたし、応援していてくれたのかもしれない。


その時は、そんな余裕もないし、考えられない。


自分のことで、精一杯だった気がします。


話が逸れてしまったけれど、僕がMさんに対して出来ることは、話をお聞きし、そして心をこめてカットをすることだけ。


ひと通りカットを終え、Mさんに見ていただきました。


最初にも書きましたが、長さなどを考えるとヘアスタイルを作るには、まだまだ時間がかかりそうです。


それでもMさんは「ありがとうございました」とひと言。


あらためて、抗がん剤の副作用の強さ、怖さを感じました。


それと同時に、それに耐えたMさんも凄いな。と思いました。


娘さんも応援してくれているのですから、僕も出来る限りのことをさせていただきたいと思いました。



今日のひと言
ひとりじゃあないよ


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