今週はチャリンコお休み。なので愛読書「シャカリキ」の紹介。
ロードバイクファンには是非読んでもらいたいね。熱血自転車漫画。 とにかく熱ーい。坂道を見る目が変わるね
シャカリキ 愛蔵版 全7巻
小学館 BIG COMICS WIDE
曽田正人著 写真のもの
全18巻もあるよ。 秋田書店
【あらすじ】主人公は野々村輝8歳。念願かなって自転車を買ってもらった直後に引っ越し。しかも引っ越した町は「坂の町」と言われるほど坂の多い町。長崎ですか、と言いたくなるほど坂が多い。あまりに坂が多すぎて誰も自転車に乗らず自転車屋がつぶれ1軒しかないほどである。
一番坂。描写されるのに消失点が使われるほどの長い長い坂。テルはここを自転車で昇る。地元の子供に馬鹿にされつつも自転車で駆け上る。汗はかき、歯を食いしばり、鼻からは鼻水も息も一緒くたにだされる。汗は流れ落ちる。手はハンドルにしがみつくように、足を大地に踏み降ろすようにペダルを漕ぐ漕ぐ。だが、彼は負けた。そう、登れなかった。大地に倒れふし立ち上がる気力もなく崩れ落ちた。だが、中学生になったときには克服する。だが、相変わらずも汗水鼻水垂らしながら昇っていく。この後彼は中学3年生でライバルに出会い、 高校生に進学後自転車部に入り、自転車レースをこなしていく。チームで走り、高校生、大学生、さらには実業団と競い合う。そして最後にはトップに上り詰める。
エピソード 彼はレース中自転車から落車することで全治2ヶ月の怪我を足におう。その怪我に周りの物は彼はもう自転車に乗らないのでは、と不安を感じる。そんな危惧をよそにテルは言う。「落車は怖くなくなった。ビョーイン行けば治してくれるのがわかったさかい」 ぞっとするセリフである。
そして、誰もがテルがどう生きていくか気になりつつも彼は今頃もきっと自転車を漕いでいる。そう、一番坂と同じように汗と鼻水を垂らしながら全身全霊をかけて坂を上っているだろう、と確信できる終わり方です。「もしかしたら自分自身を燃やし尽くしているかもしれないな」と思わせつつも「だが!テルならきっとそれを乗り越える」という確信が抱ける。とてもとても幸せな終わり方でした。
ブログの中のお気に入りの本で紹介しているので、まだ読んでいないローディー達よ。全巻大人買いして読むべし。
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
小生、来週は会社の一泊ゴルフコンペでチャリンコはまたまたおあずけだぜ。(ーー;)
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