坂上二郎の「図ぶとい奴・危険な賭け」

　
　
3月10日、坂上二郎が亡くなった。

二郎さんといえば、コント55号だが、歌手や俳優でも活躍していた。



忘れられないのが、1978年に放映された「図ぶとい奴・危険な賭け」というドラマ。

30年以上前のドラマのシーンがよみがえる。


夫婦二人でやっている理髪店に、妙に蒼黒い顔色をした、感じの悪い男が入ってくる。

店には、店主（田村亮）と男（坂上二郎）のふたり。

男は、店主の秘密をネタにゆする。

売れない大根役者であった男の一世一代の演技が店主を追い詰める。

そして、、、


坂上二郎と田村亮のやりとりがはっきりと記憶に残っている。



原作は？

調べると、「優しい脅迫者」（著：西村京太郎）であった。

「殺意のカクテル 日本ベストミステリー選集6」【光文社文庫刊】にある。




テレビドラマや映画など、原作を読んだ後に見るとがっかりすることが多い。


しかし、これに限れば、明らかにドラマが原作を超えている。



再放送してほしい。





図ぶとい奴・危険な賭け - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇
http://www.tvdrama-db.com/qzcms-drama/drama_info/p/id-16330