久留米絣に角出し結び

今日の追加講習の生徒さんからは「久留米絣で角出し結びを練習したいです！」と予めご希望を伺っていたので、授業準備もそれに合わせて開始(^^)/

１、生徒さんが来られる前に、まずは私も名古屋帯を角出し結びに・・
（鏡でバランスをチェック）

２、ボディにデモンストレーション用の角出し結びを締めてみます
形や大きさのバランスどう教えようかなあ～と考えながら・・(✿◡‿◡)

３、「あ、そうだ！私の久留米絣もお見せしよう」と出しておきます
　　　　　　　　　　　　　　　

私の久留米絣は着物ではなくて対丈のコート(^-^　
古着の男物の久留米絣を洗い張りしてコートに仕立て替えたものです
身頃部分は亀甲絣、へちま衿部分は書生絣です

授業準備を終えたところで、丁度生徒さんが来られました！
生徒さんの久留米絣はこちらです
　　　　　　　　　　　　　　　

厚みのある木綿の絣なので、無駄な厚みを作らないように着るとすっきり着こなせます
おはしょり、衿の広げ方、衿先の処理など・・曖昧な整理の仕方では
パキッと折り紙のように決めていくと木綿の清潔感も生きてきます
本藍を着用する時の注意点もお話ししながらお稽古を進めました(^^)/

形作りのコツを掴んで頂き、よくお似合いのバランスで失敗無くできるようになりました！
同じ帯でもお太鼓結びの時とは違う表情になりますので、他の手持ちの帯でも色々試してみると楽しいと思います

久留米絣は着ると暖かいので、お正月の初詣に着用されるのにも雰囲気もぴったりですね
毎回、生徒さん方のお着物や帯を見せて頂くのも楽しいです（*^-^*）