四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

引き立て合う色

2008-03-06 | 着物まわり
更紗柄は季節を問わないので出番の多い帯
その日のお天気・気分・季節で帯締めを選ぶのは楽しいものです



【左】和更紗の名古屋帯 【右】更紗バティックの袋帯
帯締めの微妙な色の違いでも印象が変わることを感じていただきたく
無地の帯締めだけを載せてみました


一概には言えませんが一般的には 左右の帯とも
それぞれ一番下に置いた帯締めは「秋冬」の色・・
それぞれ上の4本が「春」を感じさせる色・・という印象ですね

微妙な色の違いですがその日の気分で選ぶものはいつも違うはず
それにしても・・日本の色の美しさやその名前の持つ風情には
ため息がでることがあります
自然の美しさを映したかった先人たちの遺伝子は
確かに受け継がれていると感じます

左右のそれぞれ一番上に置いたみたのは「組み出し」というものです
アンティークショップで手に入れた鹿角江戸硝子の緒〆玉から
糸の色を吟味して組み出してもらったオリジナルなもの(^^)v



品川駅前校をメインにしていますが、銀座校の「教えるコース」の授業も受け持っています
今日はその担当日
「教えるコース」は石田節子流着付け教室の講師になりたい方に授業の進め方やスキルを習得していただく授業になります

今日の着物は2/17のブログでご紹介した父の大島紬を仕立て直したもの。帯は右の袋帯を締めて行きました
名古屋帯も使う授業だったので左の名古屋帯も持参
鶸色の帯揚げに帯締めは右の下から2番目をセレクトしました

皆さんなら
今日はどの組み合わせを選びますか?




この記事についてブログを書く
« 雛に供えた豆の花 | トップ | 「らくや文化祭」 is coming ... »
最新の画像もっと見る

着物まわり」カテゴリの最新記事