佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

あなたが動けば、心は動く。

2021-05-15 16:51:29 | 日記

待ち合わせの10分前に
着いたら、もう待ってい
たこと。

動物園のゾウが友達に
似てたこと。
デパートで帽子をたくさ
ん試着しあったこと。
偶然見つけた小さな神社
で拍手を打ったこと。
とんこつラーメンとつけ
めんを頼んで半分こした
こと。

展望台から見た夕陽が
きれいすぎたこと。
電車の中から手をふった
窓ガラスが息でくもった
こと。

改札のざわめきも、頬に
あたる風も、
たとえ何年経っても、
思い出せそうな気がする。

どんなにささやかでも、
自分で動いたこと、
だれかと感じたことは、
消えないのだから。


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この駅で君と待ち合わせ

2021-05-15 16:46:50 | 日記

携帯電話が発明されて 
LINEが発明されて 
人間たちは 携帯電話の鳴
らない LINEの着信しない
さみしさ を 発明してしま
ったんだね 

すこしまえ 留守番電話が発
明されて 用件のない日の
さみしさ が発明されたよう
に 郵便さえ 手紙の届かな
い さみしさ の発明だった
かもしれない

だから むかしがよかった 
というのではなく こうして
この駅で君と待ち合わせて
いることが ぼくは好きだ

それはきっと 変わらない
誰だって こうして 現れる
ひとを待つことは 現れる
ひとのいることは ただ
むかしなら 10分でも 
20分でも へいきだった

いまは 携帯電話のつなが
らない 心配 も 発明され
てしまったから どうしたの
かな まだ電車のなか なのだ
ろう と思いつつ 待っている

変わらない たとえ何が発明さ
れたって もうすぐ 現れる君
を待っている この人ごみに
君を捜す リアルな時間が僕
は好きだ ちょっと遅れて 
ちょっと心配して でも現れる

きっとすぐに駆けてくる その
確かさが 手をのばせば さわ
れる君の 手をとって あるき
だす 

あれこれ迷う 君の買いもの 
君の気にいる そのシャツの 
そのてざわりや えりの
かたち そういうことの 
ひとつひとつが かけがえの
ない 消去されない まいに
ちになる 目の前にある

てざわりのある 時間の ひと
こまひとこまが 誰だって 欲
しいんだ

ほんんとうは だから こうして
この駅で
(・・・それにしても 遅いな)


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少年少女をやめた夏。

2021-05-15 15:53:21 | 日記

たった一冊の本との
出会うことで、子供
のあどけなさが奪わ
れることもある。

夏休みは太宰や、坂
口や、ニーチェなど
の悪友に感化される時。 


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ママが現在の私より若かった頃。

2021-05-15 15:51:32 | 日記

母を母としか見ない日本
人。アメリカ人は、母の
中に若かりし頃のドラマ
を探す。

アメリカンの愛情は、ひと
味違う。


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スローフードに、帰ろう。

2021-05-15 15:00:17 | 日記
そもそもイタリアの
マンマが作る自然の
素材を生かし、手間を
かけて作った料理を
スローフードという。

提案は見事だが、実行
できる暇と腕がいまの
女性にあるのかなぁ。
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流行しないから、流行遅れにならない。

2021-05-15 14:56:53 | 日記

さくら、トマト、つばめ、
新緑、いわし雲、赤とん
ぼ、新米、朝寝坊・・・。

君たちは流行するなよ、
流行遅れにならないた
めに。


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自分のサイズで生きる。

2021-05-15 14:54:19 | 日記
世間サイズで生きるか、
自分サイズでやるか、

どちらがラクで楽しいだ
ろう。


※叔父たちがSONYを創設、
東京通信工業で昭和21年
7名で祖父がお米を送って
生活を支えた。終戦の翌年だ。

最初に作ったのが、炊飯器と
電気座布団。焼野原からの
スタート、同時期ワコールの
社長が新宿西口駅前で、ブ
ラジャーをワゴンに入れて
販売。


コムデギャルソンの
川久保玲は、大きなキャリー
バックに作った洋服を入れ
売り歩いた。

”言いたいことは全部、洋服
の中にある”

”本当は私だってそんなに強く
ないですよ。ただ、強気のふり
も時に必要。どうしよう、と
しょんぼりしているだけでは
何も変わらない。”
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恋と絵画には、定年がない。

2021-05-15 14:52:35 | 日記

会社勤め最後の日。
机の中を一切整理したあと、
型どおりに書類を提出し、
型どおりに花束をもらい、
型どおりの挨拶をして
夕焼けの街に出掛けた。

いつものカウンターバーは
開店したばかりで、私が
その日の最初の客だった。

マスターは、ビールを2杯
入れると、これは私からの
奢りですと言って乾杯した。
短いような、でも長かった
ようなこれまでの時間を
一気に飲み干して、ジョッ
キを置く。

次の一杯は、これからの、
きっと長いかもしれない
日々に乾杯することに決めた。
マティーニを注文して、私
は持ってきた花束をマスター
にプレゼントした。

会社帰りの夕陽は今日が最後
だが、太陽はこれから何度も
街を赤く染めることだろう。 


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ひとこと少ない人

2021-05-15 14:48:18 | 日記

フツーの生活は、
たくさんのフツーのコトバ
たちで
できている。

たとえば、誰かと、
何かおいしいものを食べた
とき、グルメレポーターみ
たいな
ひねったコトバは必要ない。

おいしいから、「おいしいよ」。
フツーのコトバがいちばん伝わる。

:モテる女性たちを見てい
ると、
場を盛り上げるおしゃべり
上手な方はもちろん多いで
すが、物静かな女性もやはり
一定の人気を集めているよう
に感じます。

すばり、「ひとこと少ない人」。
何を考えているのか気になる
ミステリアスさ。

行間で語る奥深さ。そんな
女性は、同性の目にも魅力的
に映るものです。 


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