佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

自分を好きになるということは

2024-10-19 06:22:25 | 日記
フランス人から聞いた話ですが、
いわゆるパリジェンヌと呼ば
れる女性のほとんどは、

日本人観光客がジャンジャン
買っていく高級香水店が、
いったいどこにあるかさえ
知らないそうですし、

オーバーコートなども、
おばあさんの着ていたものを、
(まあ、ブランドものですが)
自分で裏返して縫いなおし、
再利用している人が多いの
だそうです。


古い洋服を裏返すと、胸の
ポケットなどは、反対側に
なってしまいますが、
それはデザインで工夫して、
結構、美しく着こなしています。

そこで考えてみたいことは、

パリの女性たちは、古い
服を洋裁店に頼むのでは
なく、
自分の手で再製するという
ことです。

そういえば、
パリには料理学校といものが
ほとんどないのですが、

その理由は、
料理はやはり母が子にその
家の独特の料理法を教える
からだそうです。


TVで見るヨーロッパの家庭の
味は、特別なモノではないの
です。


着物の縫い方、料理法も、日本
では、母が子に教えたものでし
た。
それがいつのころかなくなって
しまったのです。

日本人は数十年というわずか
な間に、何か貴重なものを
失ってしまったのではないで
しょうか。
というより、忘れてしまったの
でしょう。

もし、忘れたのだとしたら、
今こそ、それを思い出す絶好
のチャンスだろうと思います。

人間は、一度、楽や贅沢に慣れ
てしまうと、それををもとに戻す
ことは、なかなか困難です。

余談ですが、部屋はモノを置か
ないのが美徳です。

それなのに安いからと、
品質が良いと自分に言い聞かせ
ユニクロやニトリで買い揃え
自分で部屋を狭くしているの
です(笑)

 昔の日本人は、食事のとき
ご飯を押しいただいて、感謝
しながら食べたものです。


今の日本人は、食事のとき
肥らないことばかり考えています。

この違いは、日本人の心に、
たぶん、天と地ほどのへだたりを
つくってしまったのではない
しょうか。


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