ちっぽけで重いもの

もしも、あれらの星のどれ
かに何かが住んでいて、こ
ちらを見ていたとしても、
私のいるこの星を見つける
ことはできないだろう。

自分自身は、そんな広大
すぎる宇宙の星屑にも満た
ない存在なのに、人生は
なぜこんなに重いのだろうか。

恋愛ばかりじゃ、不安です。

恋愛しか夢中になるものがな

い人って、ちょっと淋しい。

それが男だったら、かなり

恐い。

恋人にだって、仕事や仲間

など、あなた以外のいろんな

世界があります。

束縛するのはいけません。

輪はときどき首輪になる。

確かに、薬指に指輪があるの

とないのじゃ、男のモテ具合

は違います。

ある意味、男の指輪は、フラ

フラ浮気できないための、目

に見えない首輪といえるかも。

 

子供のとき なりたかったものに、なる人は少ない。

しかも、子供のとき何に
なりたかったかをちゃん
と覚えてる人は、

おおむねその夢に近い
仕事についている。

 

プロか。大学か。

大学は学歴というパス
ポートを手に入れるところ。

専門学校はプロの技術
を身につけるところ。

簡単に発行されるパスポ
ートには、もはや価値はない。

その微笑みが、罪つくりなんだな

仕事で疲れている時、
ふっと彼女が笑う瞬間に
安らぎを感じたりして。

男は、女の涙でなく、
実は女の笑顔に弱いのでした。 

もしも、女性に魅力がなかったら、人類は、この先どうなるでしょう。

女性が女を捨てて
オバサン化したら、男
は生きる喜びを失います。

それどころか、結婚率、
さらには出産率にまで
悪影響が生じ、人口減少
にまで波及するかもしれ
ません。

あなたが魅力的でいるの
は、世のためなのです。

私の場合、仕事は娯楽です。ちょっと大変ですが。

できれば、仕事もゲーム感覚で
楽しくこなしたい。

敵に邪魔されながらも、作戦
をひねりだし、強力な武器を
手に入れて・・・。 

給料は３５歳で差がひらく。生きてきた時間は同じでも。給料は３５歳で差がひらく。生きてきた時間は同じでも。

２５歳はお肌の曲がり角。
じゃあ、３５歳は人生の
分れ道か。

確かに給料も、結婚もこ
の辺で差が生じる。

 

ダイエットには、甘い恋を。

昨日までモリモリ食べていた

人が、誰かを好きになった

途端、食欲をなくしてしま

う。恋の威力はすごいので

す。

だから、ムリなく痩せるには

恋愛がいちばんなのです。

 

ここが、「しあわせ」の始まり Ⅰ

院内で病気の方にお話ししました。

 

それはどちらも小さくて

どちらがどちらかだか見

間違うほど

 

どちらが輝いているわけ

でもなく

どちらが重たいわけで

もなく

 

それはごくありふれた

けしの実のような小さな種

 

じつはふたつは同じもの

花が咲かなくては何の花

だかわからない

きっとそんなようなもの

 

しあわせになりたいと思った

ときから

しあわせは始まっている

 

だけど手のひらにのっている

この種が

どちらの種だかわからない

 

私はときどき弱くなって

しあわせをあきらめそうに

なる

すると美しくたおやかな芽は

あきらめのかたちに変わって

しまう

 

だけど決して踏みつけないで

夢「生きる」という名の光と水で

しあわせの芽にかわるのだから

 

いろんなことがあるけれど

可憐な花を咲かせましょう。

涙以上の悲しみ

悲しすぎると涙は出ない。
そのかわりに、涙の海に
浮かんでいるのです。

溺れないように気をつけ
ながら、ただただ浮かん
でいるのです。

交差点はキライ

「たとえば渋谷の駅前の
交差点。私、あそこを渡る
のがキライなの」

「何でまた？」

「蟻の大群みたいに大勢の
人がいるのに、私を求めて
いる人も、私が求めている
人もいないんだと思うと、
とても悲しくなるのよね」

 

※写真　新・コロナ時

ココロの感度

心のしくみは不思議だ。

脳にたくさんの襞（ひだ）が
刻まれているように、心にも
細かい襞が刻まれている。

その繊細さ、傷つきやすさ。
そして、絶望を乗り越えて
生きていこうとする魂の力
強さに、私はいつも胸が
熱くなる。

知識だけで、味覚を磨くことはできない。

グルマンと称するオジさん、
オバサンよりも、漁師の
夫婦がずっと舌が肥えて
いたりする。

経験に勝るものなし、
なにごとも。