~Cat walk~

海猫さん家の日常+

久高島★久高殿★

2012-02-22 13:33:32 | お出かけ
次に向かった先は久高殿です♪

その途中だったと思うのですが、兄の住んでいた家だったと思う…。








何が何だかわかりませんよね(^_^;)

実は、海猫もも時間が経ってしまい記憶が飛んでいます…。

Uさん、教えてくれたのにスミマセン!



言い訳ですが、暑かったんですよ…。

Uさんが気を利かせて下さって、ご自宅から帽子を持って来て下さり、

貸して頂きました


島の天気は変わりやすい事も解っていましたけど、

沖縄滞在中は、ずっとお天気が悪い予報になっていましたので、

いつもは必ず帽子を持って行くのですが、

気になりつつも、自宅に置いて来ちゃったんですね。




それで勝手な解釈なのですが、

久高島には、琉球の島々の創成神・アマミキョ(女神)とシネリキョ(男神)の

兄妹が海の彼方のニライカナイから降臨したというお話があります。

五穀を初めて伝え、島の中央にあるクボーの森(聖地)を作りました。

その後、首里まで上り、王朝を開いたという開闢神話が伝えられています。

その兄シネリキョの住んでいたと言われているところではないかと思うのですが…。

知っている方、いらっしゃいましたら教えてくださいませm(_ _)m



さて、久高殿です。

久高殿は、外間殿(ウプグイ)と並ぶ島の二大祭場の一つです。

御殿庭(ウドゥンミャー)とも呼ばれ、

イザイホーなどの祭祀を執り行った神聖な場所です。








神アシャギとシラタル宮








左の建物は神アシャギです。

イザイホーの時、神の世界とこの世の境界となります。




シラタル宮








久高島の始祖シラタル(百名白樽)とその娘タルガナー(多留加那)が

天地の神々を祀って、久高島の繁栄を祈った場所とされています。







小さな建物で、中も質素です。

ふと大阪の星田妙見宮のお話を思い出しました。


神様のお社を造るのですが、何度も燃えて無くなってしまうお話。

夢の中で、神様が、造ることはならぬとおっしゃるのです。

造ることをやめて、みんながお参りすることが出来るようにと、

お祈りの為の建物を造りました。

ですので星田妙見宮は、今でも拝殿のみあるだけです。

800年前のお話です。

私の中でシンクロしました☆





シラタル宮の左手にはタルガナー








イラブー(海蛇)の薫製小屋です。

画面右の建物裏にあるのは、捕獲したイラブ―を入れる所ではないかと思われる。








漁業としては、モズクや海ぶどう等もありますが、

イラブー(エラブウミヘビ)を燻製があります。

500年以上も前から久高島はイラブー漁が行われ、

高い燻製技術を持っていました。

久高島で作られたイラブ―は、琉球国王に献上されていました。


イラブ―の燻製は取扱いできる三家があり、

一時事情により作られてはいません。

しかし、2005年に復活しました。

大切に獲るということで手づかみで獲っていますが、

お写真で見る限りでは、ウミヘビも大きいので怖い感じを受けます。


神聖な燻製小屋(タルガナー)で、

自然の材料だけで7日間かけて燻製にされます。

煮込んだイラブー汁は久高島の名物です♪


ちなみに農業では、ノニが有名。

ノニの葉を用いた、ぷっかかー茶と呼ばれるお茶が

特産品となっています。


ご注意を


久高殿の後ろには木が生い茂って森となっています。

この森は、イザイヤマと呼ばれる聖域ですので、

立ち入り禁止です。

ご注意くださいね(^_-)-☆


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