やがて集落が現れました。
しな織の里「ぬくもり館」
この地がしな織の地なんですね~
天の恵みか例の幟を見つけました
看板に山菜そば膳金沢屋と書いてあります
山菜の宿と、どうやら旅館のようです。
中を覗くと客らしき人はだれもいません。
腹も空いたし一か八か?
案内を請うと女将らしき人が出てきました
そば釜の火をおとしてしまったとのこと。
無理もありません、でも時間がかかっても良いならと
快く広々とした座敷に通されました
メニューなどありません。
やがて美人の若女将らしき人がお茶を持って現れました。
こんな山奥に!!<失礼>。
なんか藤沢周平の世界にいるようです。
紅葉の木々が眺められます
待つことしばし
少し不安になってきました
『山菜そば膳』
上段左から
ぜんまいの煮物
・きのこのおろし酢和え
・なめこのすまし汁(出汁が鳥系のだしの様でうっすら脂が浮いてましたが、それがこくが有りこんなに旨いなめこ汁は生まれて初めてでした)
全部味付けが完璧です。美味かった~!!
おいしかった~~~~いっきに完食!
喉越しの良いしかもしっかりこしがあり
馥郁のそばでした。つゆも申し分ない。
これで気になる値段は¥1050
安くてなんか悪いみたいでした。
山菜の季節に今度は是非泊まりできてみたいと思います。
聞こえるのは、そばを流れる小川のせせらぎだけ。
なんとのどかな風景でしょう。
日本の秋です。
駄句一句 『そば食べて そばのせせらぎ 聞く人ぞ』
つづく・・・
山菜の宿 金沢屋
山形県西田川郡温海町関川182
0235-47-2025