暑かったり寒かったり、
気温のアップダウンに惑わされる今日この頃、
皆さん、連休は楽しく過ごせましたか
マリオは23日~24日、伊豆稲取に行ってきました。
この地元に住んでいる友人が、
今年の春にオープンしたホテルで働いているのですよ。
伊豆稲取リゾートSAZANA
湯苑という旅館の別館としてOPEN。
アジアンテイストの館内で、調度品も面白いものが並んでいる。
チェックイン時に
ウエルカムドリンクとお菓子のサービスが出るのが嬉しい。
更にフロントでは午前午後ともに
6時から9時までドリンクサービスがあるので、
お風呂上りに寛ぐのがお薦め。
ロビーで好きな浴衣を選んで部屋に移動。
こちらは客室。
窓からは海が見える。
客室でも本格的なコーヒーが楽しめる。
紅茶も緑茶もある。
洗面所も木目調で綺麗。
部屋にはシャワーしかついていないんだけど、
到着時の予約で、貸切風呂を40分間無料で利用できる。
そんな訳で、到着して早々に露天風呂付き貸切風呂に行ってみた。
一人で入るのには広々スペース。
因みに隣の貸切風呂は、
車椅子のまま入れる浴槽があるそうだ。
外はすんごい強風。
風の音だか波の音だか分からない。
露天風呂からの景色。
目の前は海なのだ。
夜になって雨が降り出したので、
昼間のうちに入っておいて良かった。
写真を撮るために持ち込んだガラケーだけど、
風呂上りにメール着信に気づく。
私の友人Kちゃんが、
アフタヌーンティサービスでパンケーキを焼いているというので、
鉄板焼きダイニングに行ってみる。
こちらKちゃん。
元々は芝居仲間なのだが、
直接共演したことはない。
現在は稲取漁港に近い実家から通勤しているのだ。
Kちゃんが焼いたパンケーキ。
一口サイズだが、おやつには丁度いい量なのだ。
ハチミツは3種類用意してあるので、
少しずつかけて、食べ比べをするのがお薦め。
ハチミツ、クローバー、オレンジ。
花の種類が違うと、風味が強くなるらしい。
Kちゃんはこの後、ディナーの準備に取り掛かるというので、
私は客室に戻り、ゴロゴロ寛ぐことに。
今日は途中まで小田急線で行ったので、
小田原で、名物ちくわパンと丹沢あんパンを買ってきたんだけど、
美味しいおやつを頂いてしまったので、
夕食まで我慢することにした。
これは明日食べることにするのだ。
さてさて、待望のディナーの時間。
先ほどの鉄板焼きダイニングに行くと、
既に前菜が用意されていた。
「一口三種」ということで、
一口サイズの盛り合わせ。
花梨のお酒が食前酒として付いてくる。
白身魚と大根の炊き合わせ。
シジミもいい出汁になっている。
これは本館で出している料理を、
SAZANA風にアレンジしたものらしい。
お刺身の盛り合わせ
岩塩と醤油を出されるので、
白身は塩で食べるのがお薦め。
勿論、伊豆の魚は新鮮。
いよいよ焼き物が始まるのだが、
Kちゃんが鉄板で焼いているのは、
カルタファタという耐熱シート。
直火でも溶けない、燃えない優れもの。
カルタファタの包み焼。
鰆と野菜などが特製ソースに隠れていて、
ソースはバゲットにつけて食べると美味し~。
続いては金目鯛。
このソースがまた、
煮付けのタレにバターを絡めて、
和洋折衷の絶妙なソースになっているのだ。
その後、いよいよメインの和牛ステーキなのだが、
板長が横からじっと見ている。
Kちゃん、このステーキを焼くのは初めてということで、
私が記念すべき一人目の客。
お客さんに焼き加減を聞き、
絶妙な焼き加減に仕上げる。
そして食べやすいようにサイコロにカットしてくれる。
野菜はシャキシャキ感が残っているので、
ピーマン嫌いな人は事前に申告した方がいいね。
塩胡椒、味噌、ワサビ、ポン酢、オニオンソースが用意されているので、
好みの味で食べられるのだ。
ことらは板長からのサービスで
伊勢エビのガーリックバターソースがけ。
身がプリプリで、ソースが絶妙な香ばしさで美味しい。
どこまで食べていいのか分からなくて、
内側の殻まで食べちゃったけどね~。
口直しのところてん。
脂っぽい料理の途中で、
口の中がサッパリすると、また脂が食べられちゃうのだ。
ガーリックライスと赤味噌汁と香の物。
いつもよりニンニク多めにしてもらったので、
かなり臭いヤツになってしまった。
まぁ、一人だから気にしないけどね~。
デザートは柔らかプリン。
プルプルなので、飲み物のように
一気に飲みこめる。
すっかり満腹満足で部屋に戻り、
一休みした後、本館、湯苑の大浴場に行ってみた。
ここは24時間利用できて、
午前0時から0時30分までが男女入れ替え時間。
特に5階露天風呂からの景色が最高に良いのだ。
これは朝7時の景色。
雨が止んで良かった~。
湯苑は団体客が多いらしく、
皆さん朝食の時間なので
大浴場はガラガラだった。
悠々と大浴場に浸かり、
SAZANAのロビーでコーヒーを飲んでから、
朝食会場に行く。
海側の席で、海を見ながらの食事。
これまたペロッと美味しく頂きました。
綺麗で快適、食事も美味しくて、
大満足のホテルだったのだ。
おひとり様でも是非ご利用くだされ~。
さてさて、Kちゃんの休憩時間に落ち合う約束をしたので、
チェックアウト後はこの界隈を散策。
昨日の寒さと打って変わって、
朝から暑くなってきた。
絶対に営業していないと思われる店。
懐かしの娯楽場らしい。
少し歩くと文化公園がある。
公園内に入ると、
雛のつるし飾り、展示会場があるのだ。
入場料300円也。
稲取温泉は雛のつるし飾り発祥の地らしい。
http://www.izu-hamabe.jp/new_page_4.htm
実は男の子用に、端午のつるし飾りもあるのだ。
色々な意味の込められた和裁細工のさげ物は全て手作りで、
この界隈では伝統として受け継がれてきたそうだ。
可愛いつるし飾りにホッコリし、足湯へ向かう。
屋外と屋内の足湯があるんだけど、
私は本を読みながらのんびり浸かるため、室内の足湯へ。
42℃と43℃の2種類の足湯があったので、
43℃の方に足を入れようとしたんだけど、
余りの熱さに跳び上がってしまった。
「どこが43度やねん看板に偽りありじゃろが」
そこで42℃のお湯は、ちょいと手で触って確認したところ、
こちらは40℃もないような人肌。
「まぁ、熱いよりはいっか。」
足湯でのんびりまったり癒され、
午前中の勤務を終えたKちゃんと合流。
この界隈では有名なB級グルメ、
名物の肉チャーハンを食べに「かっぱ」という専門店に。
凄いボリューム950円也。
肉というか、キャベツの方が多いけどね~。
昔に比べてだんだん肉の量が減ってきたらしい。
とにかくガッツリ食べたい人にお薦め。
食後に来たのは稲取漁港。
Kちゃんの実家の近くだ。
山の頂辺りに鳥の姿が浮かび上がっている。
こんな大胆な鳥の模様があるとは。
この正体が気になる方は山に登ってみてね~。
さて、電車の到着まで時間があるので、
Kちゃんが27年間、行ったことがないという喫茶店へ。
レトロな店構え。
昭和の雰囲気の漂う店内で、
カフェオレを飲みながら、
午後のひと時を過ごしたのだった。
80年代の歌謡曲がずっと流れているので、
私は落ち着く店だけどね~。
マスター趣味でやってるんだろうなぁ。
なんだかんだであっという間に電車の時間になり、
あちこちで寄り道しながら集まった
大量のお土産を持って帰る私。
地元Kちゃんのセールストーク恐るべし
美味しいものばかり薦めて頂きました。
アメリカでは、絶対使えないアメリカンジョークの商品や、
体に悪そうなケミカルな色のお菓子を
お土産に買いながら旅した
クレイジーなアメリカ旅本がこちら。
「アラフォー女のひとり旅 アメリカ48州を車で回ってみた」
幻冬舎ルネッサンスから好評発売中。
全国大型書店、Amazonで取り扱い中。
地元書店に無い場合は取り寄せ注文してくださいね~。
私は一人旅ですけど、ホテルで働いている友人が
ツインルームを用意してくれました。
シングルルームがあるので、お一人様でも気兼ねなく宿泊できますよ。
女子好みのお宿のようで・・・。
最近はお泊まりをしてないのでうらやましいです。
急遽行くことになったんです。
とても綺麗で素敵なホテルでしたよ。
たまにはのんびり癒しの時間も大切ですよね。