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私が生まれ育ったこの沖縄に、「垂直離着陸機M22オスプレイ」が
普天間基地に配備されようとしています。
現在配備中の、かつて沖縄国際大学内に墜落した「MH46ヘリ」の
後継機だそうです。
連日、地元紙では「配備反対」とか「普天間基地返還!」という論調で
紙面を賑しています。
又、今週末には台風で延期になっていた「オスプレイ配備反対に関する
県民総決起大会」の開催も予定されています。
記事を書いている今も、テレビのニュースで『県知事の参加・不参加』に
ついて報道されています。
さて、今回私のような、しかも「スピリチュアル」がジャンルのブログで、
なぜ政治的なテーマで書き込んでいるのかをこれから述べたいと思います。
結論から申し上げます。
オスプレイが沖縄に配備されると、「墜落」します。間違いなくです。
これは、全国で報道されているか定かではありませんが、
地元紙で特集まで組まれている「機能の欠陥」や「海外での事故多発」
のオスプレイが配備されることによる「事故の可能性」が高くなるという意味
ではありません。
勘の鋭い方は、すでにお気づきかもしれませんが、カテゴリーを『未来』に
したのも、そういう意味です。
現段階では、悲しいですが私に見える映像は「墜落の現場」です。
痛ましいことに、墜落現場は「市街地」だということです。
政府の見解としては、「地元沖縄に理解を求める」とか「安全保障上、必要である」
となっています。
確かに、沖縄は地政学上アメリカにとっても、日本にとっても「要石」だと思います。
第2次大戦後、27年間も米軍統治下に置かれたことからも推測できます。
アメリカにとっては、『共産圏』である中国や当時のソ連への「防衛線」。
日本にとっても、同様に防衛上アメリカに守ってもらう必要があるのでしょう。
しかし、その「日米同盟」も、配備によって崩壊へと向かいます。
さて、これから私が見えた『映像』について説明したいと思います。
最初に断っておきますが、正確な時期や場所については、その日に遭遇
するであろう方々の人生を変更してしまうことに繋がりますので、はっきり
申し上げることが出来ません。
「無慈悲」だとお思いになるかもしれませんが、「ルール」ですのでお許し下さい。
人々が長袖を着て、市街地を行きかっております。
昼間に関わらず、親子連れも見受けられますので、「週末」若しくは「祝日」です。
商業施設や公園で、佇んでいる親子連れが、日頃行きかう「米軍機」の爆音に
負けじとおしゃべりしています。
しかし、この日は違っていました。
いつもは、耳を突き刺すような「ジェット音」に慣れている人々が異変に気付きます。
地面の底から湧き出てくるような『低音』が、空気を震わせるように鳴り響いているのです。
その音が段々と大きくなったかと思うと、建物の背後から突然衝撃が襲ってきました。
あとは「地獄絵図」そのものです。
墜落した「オスプレイ」の爆発によって、爆風を受け負傷した人。
直撃して、命を落とす人々。
火災によって、逃げ惑う人々・・。
搭載していた「武器」による深刻な状況。
これにより、明確な反対表明をしなかった県知事にまず矛先が向かいます。
次に、「日米安保」を盾に配備を推進した「政府」に怒りが向けられます。
その怒りが全国に広がり、「国民の命と日米安保の維持どちらが重要か」という
論調から、「米国隷属からの脱却」という論調に変化し、国民世論を席巻します。
それに呼応した政治家が、圧倒的勝利で政権を担当し、今までの『対米追従路線』から
『アジア重視政策』へと舵を切ります。
アメリカは『関係改善』の一環で、危険性除去という名目で「基地縮小」を図り、
なんとか日米同盟の維持を模索しますが、流れは変わりません。
同時にアジア各国は「友好関係強化」の御旗を掲げ、「進出」してきます。
米国は、自国の安全保障上また戦後70年近く「友好国」であり続けた日本への
『配慮』から、アジア各国の『真の意図』を指摘し、何度も関係の修復を試みますが、
日本政府は『新時代への再生』というスローガンの下、聞く耳を持ちません。
当然のように、日本政府は独立国として「独自の防衛力強化」を図っていきます。
それに並行して「在日米軍基地の撤退」が加速し、「自衛軍基地」への転換が起こります。
ついに直接的な説得を断念した米国は、国連において「日本の軍事大国化・帝国への回帰」という
危機感を周辺国に煽り、「国連決議」の名の下、経済封鎖や禁輸等の手段に出ます。
これは、かつてアジア大陸へ「進出」していた日本の覇権拡大を懸念していた、当時のアメリカ政府の
手法に酷似しています。
この動きにあせった日本政府ですが、今さら引き返すことも出来ず、アジア各国との「資源共同開発」、
「貿易協定」を進め、関係を深めていきます。
ついには、アジア同盟による「共同防衛ライン」という構想を打ち出し、取り込まれていきます。
日本という「利潤」を失ったアメリカは、アジアへの急激な影響力低下及び国力の低下を恐れ、
「世界の警察」として「世界情勢の安定・危険性の除去がわが国の責務」と自国を正当化し、
かつて、イラクに対して行なった『軍事行動』を、勝手知ったる日本に対して展開していきます。
そうなれば、70年近く「属国状態」と揶揄されるほど依存してきた米国に対して、日本はなす術はありません。
軍事面、情報面は丸裸同然です。この事態を招いた政府も『対応策』もないまま、2度目の『敗戦』を迎えます。
その時点で、同盟状態のアジア各国は「飛び火」を恐れ、対日関係解消・対米関係の改善へ発展し、
日本は名実共に『孤立』します。
「平和的解決」、「世界情勢の安定」の名の下、協議が行なわれ、アジア主要国と米国による
『共同監視』という名の、地域ごとに各国軍が駐留する「国土分割」が実施されます。
「日本」という国名を遺したまま、中身は全く違う「継ぎはぎ国家」の誕生の瞬間です。
ここまでのお話をどう思われますか?
荒唐無稽な「小説」と受け取るか、そうでないかはご自由です。
「沖縄に基地が集中しているのは、安全保障上仕方ない」
「出来るなら、本土移転等で危険性を高めてほしくない」
「防衛上、配備はやむを得ない」
以前、本土の友人との会話で、当たり前のように出てきた言葉です。
決して、批判をしている訳ではありません。
圧倒的にこのような考えが、本土では「多数派」だと思います。
今回の「原発がれき移転問題」で顕著に表れています。
私でも、情報を公開しない政府の見解を鵜呑みにして、「沖縄移転」の話
が持ち上がれば、反対するでしょう。家族が心配だからです。
人は誰しも、相手の立場・状況を理解しつつも、わが身に危険が降りかかる恐れが
ある場合は、断固拒否します。その行為は誰も責められません。
しかし、今回沖縄で起こっている「オスプレイ配備問題」は、沖縄だけの問題
ではないのです。全国に波及する「大きな問題」なのです。
あなたは、時おり起こる「いつもの沖縄だけの問題」と捉えますか?
それとも、違う視点から注視しますか?
この記事内容が、「小説」となることを切に願ってやみません。