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秋めいた風が吹き始め、私が住む沖縄県でも夜は涼しくなってきました。
そんな時期に、少々季節外れな感はありますが、夏の時期によく放送されていた「心霊番組」について触れたいと思います。
各局とも、有名な『心霊スポット』を売り出し中の芸人さんやグラビアアイドルが訪れ、奇怪な現象を「霊能者」と共にレポートするという構成がありますが、
その中で、写真やビデオを撮影し、スタジオで検証するというシーンがありました。
霊能者はその映像を見ながら解説していたのですが、出演者達を必死に守ろうとする『光の集団』を悪霊と称し、その霊能者の背後に迫ってくる『命をも脅かすあの世の住人』に全く気付かないという面白い場面に遭遇しました。
他人にとやかく言う権利は私にありませんが、仮にも「霊能者」と名乗るなら、非常事態に対応できる『能力』は最低限持ちながら、そういう番組からのオファーは受けて欲しいものです。
普通の生活でもそうですが、魚のことは『魚屋』に、肉のことなら『肉屋』にと、各専門分野の「エキスパート」がエキスパートだからこそ、信頼して商品を購入したり助言を求めるものです。
例えば、「内科医」に心臓手術の相談はしませんし、「歯科医」に整形手術を依頼もしません。
なぜそうしないか?
看板に、相談したい内容が記載されていないし、「専門外」だとわかるからです。
件の霊能者は、周りの出演者を「危険」にさらした訳です。 「専門家」だと名乗っていながら、現場でなんら「応急措置」さえも出来なかった素人。その後の「一般者からの相談」コーナーでは、基本中の基本である「浄霊」さえもまともに出来ず、
更に悪化させ、放置する無責任さ。驚愕を通り越して怒りさえ覚えた数々の所業でした。
その時の放送内容全体を通じて、一番怖かったのは、「心霊写真」でも『心霊ビデオ」でもなく、その霊能者が行なう数々の「無茶さ」だったという、不思議な経験でした。
最後に皆さんにお願いがあります。
決して興味本位に「肝試し」や興味本位な「心霊スポット巡り」はしないで下さい。
魂に影響を受けた後は、どんなに手を尽くそうとしても元には戻りません。
一般社会では診療内科系の病院に「長期入院」扱いの方はたくさんいらっしゃいます。
そうなった時、学生時代の友人が助けてくれますか?恋人が助けてくれますか?
実際にずっと苦しむのは、本人とそれを支える『家族』だけなのです。
(私の体験)
「軽いノリで友人達と「心霊スポット」に行った同級生はどうなったか。」
有名一流大に進学した私の同級生は、夏休みに戻ってきたら、「別人」になっていました。
周りの友人達と自宅に「お見舞い」に行ったのですが、彼は誰一人「認識」していませんでした。
間もなく「入院」したのですが、それから最近まで20数年近く同じ状態だったようです。
今年の初め『心不全』で亡くなったのですが、その期間自宅を売り払い、退職金を前借りして看病したのは、「両親」でした。
亡くなった際の葬儀に、当時大学サークルが一緒だった「同級生」が来沖し参列していました。
その同級生と話す機会があったのですが、どうも亡くなった彼は「心霊スポット巡り」が好きだったらしく、週末になると各地を巡っていたそうです。
彼が精神に変調をきたした年の出来事が、初めて沖縄在住の同級生達が知る事となりました。
そのジャンルのスポットでは超が付く有名な神奈川県の「トンネル」にサークルメンバーで行ったそうです。
そこのトンネルを徒歩で歩くという「肝試し」をしたそうなのですが、メンバーの一人がいたずら心で、彼を残して車を発信させ、しばらく現場に放置したそうです。
その日を境に、彼は平常心を失い始め、大学側からの連絡で家族に連絡が行き、沖縄に戻り現在に至ったということです。
たまたま沖縄に赴任中の大学時代の友人から訃報を聞いて参列したという彼は、一貫して「他人事」の話しぶりでした。
『自分達がプレッシャーを掛けすぎたのでは・・・。』とずっと責め続けてきたご両親を見てきた沖縄の友人達は、時おり私の方を見ながら怒りの表情を浮かべていました。
80歳近くになって、一縷の希望を持ちながら一人息子をここまで看病し、結局は失ってしまったご両親の気持ちを考えたら、とても耳に入れられるような内容ではありません。
ものすごく切ない体験でした。
あなたはそれでも『肝試し』をしますか?