「岡崎正義のかわら版」

スピリチュアルカウンセラー「岡崎正義」が、日々感じるこの世の事象を綴っていきます。

人生の終わり方、看取り方・・・本人の「旅立ち」の準備を家族は邪魔してはいけない。

2013年03月07日 13時33分39秒 | 生と死

 こんにちは、スピンクルです。
今朝、実家から連絡があり、父方の祖母が「危篤状態」ということで、搬送先の病院に先程まで行っておりました。

病院に着いて祖母を見ると、すでに「曾祖母」が傍らに到着していて、「あの世に旅立つ心構え」を説いていました。
母と私はその光景を見て、祖母の「心が整い次第」いつでも旅立つ段階だと悟ったのですが、実の息子である父や叔母は、まだ一縷の望みを持っているようです。

 お昼頃に、担当した医師から「延命措置の実施有無」について説明があり、書類を頂きました。

「心臓マッサージはしますか?」・・・肋骨が確実に折れます。
「電気ショックは実施しますか?」・・・体にとてつもない負担を掛けます。
「人工呼吸器を装着しますか?」・・・本人には耐え難い苦しみです。

 人は、意識を失おうと、五感ははっきり知覚しています。
「手術」でさえ、記憶に残らないだけで、ちゃんと痛みには反応するのです。

私は父と叔母に、「96歳まで生きたというだけで、大往生。残される家族の感情だけで、むやみな延命は本人にとっても不本意ではないか」と伝え、今静かに見守っています。

確かに、私も「孫」としてもっと生きて欲しいという気持ちも無くはないのですが、本人が「実の親」と心の整理を付けているのですから、邪魔をしてはいけません。
しっかりとこの人生を振り返り、次の人生へ繋がる「課題」を決めて、上の世界へ「休息」しに旅立って欲しいのです。

いっぱい思い出があり、時に厳しい祖母でしたが、今はしっかりと旅立てるように応援しております。
まあ、母と私にとっては「49日」までこの世に祖母はいるので、寂しくはないのですが(笑)

最後に、今まさに旅立とうとしている祖母に言葉を送りたいと思います。
「おばあちゃん。96年の修行お疲れ様!また魂のクリーニングをして、次の人生楽しんでね!」


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