先日開催した『大阪出張セッション』での相談事例その２・・・夫婦関係

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　皆様こんばんは。スピリチュアル占い師スピンクルです。
仕事が一段落ついたので、本日も先日開催しました「大阪セッション」での相談事例をご紹介しながら、私の見解も含めて、皆様にお伝えしたいと思います。

　本日のテーマは、『夫婦関係』です。

　何度かこのブログでも触れているテーマですが、
今回は、「どのような状況になった時、お互いの関係について考えるべきなのか？」という内容で、事例も交えてお話します。


　相談者Ｂさんは、結婚されて約２０年弱となっておりました。
お子様にも恵まれ、一般のご夫婦と変わらぬ生活を続けて、現在に至ってました。

　そのような中、 お子様も手が掛からなくなり、ようやくご自身の今後のことや、若い頃の夢を実現すべく、日々を送り始めていたそうです。

　そんなある日、ふとご主人に対し、不思議な感覚が芽生えたそうなのです。

　「もう・・・、この人から学ぶものが、私には無いような気がする・・・。」

　Ｂさんは、「漠然としてどう説明して良いか分かりませんが・・・。」と前置きしつつ、こうお話してくれました。

　「私は、２０代前半で主人と出会い、約２年の交際を経て結婚しました。そして、つい最近まで、妻として母親として、また嫁として必死に頑張ってきたつもりです。

　その間には、夫婦なら誰しもある喧嘩やいざこざは若干ありました。　しかし決定的な危機も無く、どちらかと言うと順風満帆だったと思うのです。

　そして、最近になって子供たちも大きくなってきてゆとりも出てきたので、そろそろ結婚前に携わっていた専門知識を活かして、社会復帰しようかと考え始めていたのです。

　 ある日それを主人に伝えたんです・・・。
すると、返ってきた言葉がこうだったんです・・・。

　『生活も安定しているし、この年になって社会復帰と言ってもそんなに甘くないぞ！それに、主婦の片手間で何をするんだ・・？(笑）』

　最初は、私も主人の言葉に『もっともな意見かも‥』と思っていたんです。
だけど、段々と時間が経つにつれ、不思議な感覚が出てきたのです！
主人の顔をじっと見ながら、話を聞いている時でした。

　『あれ！？　この人、昔から全然成長してない・・。 なんか・・一般論を言ってるだけで、なにも具体性が無い・・。　まるで、２０代の人がマニュアル通りの話をしてるみたい…．』みたいに感じたんです！

　で、その感覚が日増しに強くなってくるのが、自分でも怖いくらいに分かるんです。
決して嫌いになったとか、他に好きな人が出来たとかではないんです。

　ただ、段々と頼りなさというか、パートナーとして物足りなさを感じてきたのです・・・。
そしてついに、今年夏頃に『あ、もうこの人から学ぶものは無いな』と思ったのです・・・。

 私はおかしいのでしょうか？　ただの我儘みたいなものでしょうか・・？」


　ここまで私はＢさんのお話をお伺いして、持参したご主人のお写真を拝見しながら、Ｂさんにこうお伝えしました。

　「結論から先にお伝えしますと、貴女はこれまでの人生を、しっかり歩み、同時に魂の『修行』も順調に進めてきました。
　ただ、ご主人の方は、残念ながら、これまでの人生を、ただ漫然と過ごし、なにかトラブルがあっても貴女にお任せして、 一番大事な「魂の修行」を怠ってきたように感じます・・・。
　その為、表面上は一緒に時間を過ごしてきて、お互い問題なく年を重ねられてきたように思うかもしれませんが、実際は「魂」に関しては、貴女の方がずっと成長されているので、ある段階から「物足りなさ」や「学び終えた感」が出ても不思議ではない状況ですね♪」

　ここまでお伝えすると、Ｂさんはどことなくホッとした表情を浮かべ、同時に寂しく感じているように思えました。

　「そうですか・・・。やはり私の感じた事は間違っていないんですね・・・。だけど、出来るなら今後も主人とは一緒に居たいのですが、この感情が消えない以上、いつ『離婚』を切り出してしまうか自分が怖くて・・・。」

　そうおっしゃりながら、Ｂさんは涙を浮かべて、うつむいてしまったのです・・・。


　そのあとに、私はこうお話致しました。
ここからは、ブログをご覧の皆様にもお伝えしたい内容ですので、以前記事にした内容も交えながら、述べますね。

　夫婦というのは、「お互いの魂の修行の場」なのです。
愛し合って結婚したとしても、必ず「試練」はやって来ます。

　その時に、しっかりお互い支えながら、またその状況に学びながら「成長」していくのです。
そのように過ごしていく中で、段々と「似たもの夫婦」になったり、良い意味で「空気のような当たり前の存在」になっていくのです。

　そのような中で、途中どちらか一方が、「ドロップアウト」つまり離婚を決意した時に、そのタイミングが「適切」なのか、それとも「学び足りない状況」かによって、新たなパートナーと共に「第２の人生」を歩むのか、また似たようなパートナーと出会って、同じ苦労を繰り返すのかに分かれる。と、以前の記事ではお伝えしました。

　このＢさんの場合は、若干「変則的な」ケースでした。

　Ｂさんご自身は、しっかり「学んでいた」のですが、ご主人の方が「学び足りていない」状況だったのです。

　そういう場合、仮にＢさん自身は「夫婦の継続の意思」があるにしても、段々とむなしさが募ってくるのです。結果、夫婦としての感情が薄らいでくるのは、時間の問題という印象でした。

　そのようなケースですと、Ｂさんが「第２の人生」を歩もうと思った場合、ご主人は「学びあう相手」であるＢさんから学び足りていないので、ややもすればＢさんの新たな人生を邪魔をする恐れもあるのです。　

　なので、Ｂさんには、なるべくご主人が「魂の成長」を促せるように、お子様との関わりやお２人の時間を増やすようにお伝えしました。
　なにかご家族絡みの相談も、積極的に意見を求めるように、併せてお話しました。

　「魂の学び」は、足りないからといって、他人が無理やり成長させられるものではありません。
あくまでも、自分自身が気づき、目の前の試練を乗り越える「意志」を持って、成長するものなのです。

　その中でも、有難い事に「夫婦関係」は、ややもすれば怠けがちになる「魂の修行」を、お互い刺激しあって、共に「切磋琢磨」しながら成長できる、またとない機会なのです。

　例外的には、独身を貫くことによって、大きく魂を成長させる方もいらっしゃいます。
結婚しないから成長しないという事ではない。という事も、念のためお伝えしておきますね♪(笑）

　
　記事が長くなってしまいましたが、「夫婦関係」というのは、様々なケースが存在しているので、一概には言えないテーマなのです(笑）

　今、夫婦関係でお悩みの方、じっくりお考え中の方がいらっしゃいましたら、どのような状況でそうお感じになっているのかを、冷静にパートナーを観察してみてはいかがですか？

　貴女が問題なのか、それともお相手が問題なのか・・・。(笑）

　それではまたの機会に！

いよいよ、来週水曜日から「東京出張セッション」です！
本格的に準備を進めたいと思います♪

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