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2012年03月25日 | 春ネタ

昨年末発売された、ソニーの新型携帯ゲーム機「PS Vita(プレイステーション・ヴィータ)」の売り上げが振るわない。ケータイで遊べるモバゲーやグリーなど、いわゆるソーシャルゲームの影響かと思われるかもしれないが、むしろ本体の価格が大きな問題のようだ。

 PS VitaはWi-Fi版(2万4980円)と3G/Wi-Fi版(2万9980円)の2タイプある。3G版の場合、専用メモリーカードやソフト1本を加えるだけで4万円近くが必要。この心理的な壁は高いだろう。

 ソニーは2006年、据置型家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」を5万9980円と4万9980円の2タイプで発売した。そのときの悪夢が再来したような感があるが、現在が当時と違うのは、PS Vitaの対抗機種としてアップルのiPhoneやアンドロイド・スマートフォンが台頭していること。年々、高性能になっていくスマホにPS Vita1機種で長期間対抗するには、ある程度の性能が必要。そのためには性能に応じた価格もやむなしという経営判断があったと思われる。

 実際、PS Vitaの性能は群を抜いている。筆者は当然ながら発売日に買ったが、PS Vitaを1回触ると、下位機種であるPSP(プレイステーション・ポータブル)にはもう戻れない。

 特筆すべきなのは、有機EL(エレクトロルミネッセンス)画面の美しさだ。コーエーテクモの人気ゲーム「真・三國無双ネクスト」を遊ぶと、処理能力の高さはもちろんのこと、有機ELの美しさがよく分かる。

 また、PS3用地上デジタルレコーダーキット「torne(トルネ)」でテレビ番組をPS Vitaに転送して見ると、小型有機ELテレビを安く手に入れたような気分になる。PS2がDVD、PS3がブルーレイなら、PS Vitaは有機ELが売りと言えるだろう。

 ソニー関係者は、そうしたPS Vitaの実力をよく知っているだけに、いまはまだ期待感を込めて推移を見守っているようだ。今月9日に開催された、人気シリーズの最新作「英雄伝説 零の軌跡」(角川ゲームス、PS Vita用)の発表会のゲストとして登壇したソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン、河野弘プレジデントの発言にも悲壮感はなかった。

 「お客さまには、(PS Vitaの)画面の大きさと美しさ、ゲームの楽しさを評価していただいている。『英雄伝説』は、そのようなハードの魅力と可能性を最大限引き出すソフトに仕上がるのではないかと期待している」

 高性能携帯ゲーム機であるPS Vitaには、ソーシャルゲームでは体験できないゲームの面白さを、これでもかというほど味わせてもらいたいものだ。(石島照代)

 

迷ったときには「キンキ」で勝負!!

美味しいことは間違いないですからね