Nonsection Radical

撮影と本の空間

点と線と面

2012年10月06日 | Weblog
今日もある街を歩いていると、いきなり以前歩いた道を横切る事になった。
歩いていた道がその道と交差する事は知らなかったので、おもわず「ここに出るのかぁ」と独り言。
以前歩いた道は真っ直ぐ進んだので、横道がどのような通りなのかもわからずに(興味も持たずに)いたのだが、今日たまたま別の地点から歩き進んだ結果、この”出会い”があったのだ。

どこか観光名所でも行くとすると、”点”でそこを見た事で”その周辺全体”を知った気分になるし、ある街並みを歩くと”線”でしか見ていないのにやはり”面”で理解した気分になってしまう。
それが大きな勘違いだというのは、頭では理解出来ていても、今日のように実際まのあたりにすると「全然見れていないんだなぁ」とちょっとショックな気分だ。
そこで生活し毎日行き来する人々は、時間とともに”面”でその場所を理解出来るようになるのだろうが、”よそ者”がどこかを面で理解しようとするのは、なかなか困難な事なんだね。

その事が身にしみた今日は、良い勉強になったと、日記には書いておこう。




京都府福知山市鋳物師町から


ことぶき商店街 大阪府摂津市
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪は広い

2012年10月05日 | Weblog
結構大阪も歩いたんじゃないかなと思って、大阪の街の地図を開いてみた。
歩いたルートと商店街はマーキングしてあるのだけど、地図を見ていくと歩いていないところが当然ほとんどなのに気がつく。
地図でチェックするのは曲がった道と商店街。
曲がりくねった道があるところは、昔からの街並みのところが多い。
また商店街がある周辺は、昔からの街並みのところが多い。
出来る事ならすべての街を撮影記録すればイイのだけれど、それは無理なので、姿が変わりそうなところ、つまり古い街並みから撮影する順番となる。

おもに古い街並みに関心を持って撮影していると思われがちだが、大都市の繁華街など日本全国から見ればほんの一部分であり、少し離れればどこも似たような住宅街でしかないのが実態なのだ。
東京であってもそうだし、大阪だって市内でも同様だ。
それが大都市と言われる街での実態でもあるのだ。
バブルがハジケるまでは急激に街の様相は変化したが、どうやらそのスピードも止まり、むしろバブル期の建物が老朽化にさしかかる時期ともいえる。
それらの様子が写せればイイのだけれど、あいにくその力がないので、出来るところだけ少しずつ記録していくしかない。
もっと的確に撮影したいと思っても、どのように撮影すればイイのかもわからないので、あいかわらずの撮りっぱなしである。
少しずつ街は変化しているので、何年かして街の変わり様が確認できたら楽しいだろうと思って撮り続けている。




甚風呂 和歌山県湯浅町


茨木銀座中央商店街 大阪府茨木市
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はお疲れ、今日もかな

2012年10月04日 | Weblog
「~に関する本」に「尖閣・竹島領土に関する本」をまとめたのだけど、パソコンに向かって作業するのは思いのほか疲れるものでした。
何かの参考にしてくださいな。
今日はもう寝ますよ。




魚町銀天街 2 北九州市小倉北区


富田商店街 大阪府高槻市
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スタイルって大事だな

2012年10月03日 | Weblog
現在、消費の中心はジョシである。
もはやジョシの消費によってのみ国内経済は成り立っている。
まあ、ジジババの通販というのもあるが・・・(汗;)

カメラジョシの出現によって、これまでダサイ、暗い、それがプロっぽいとダンシにだけ認知されてきたカメラアクセサリー業界も、ジョシに合わせるのなら”こんなもんだろう”とカラフルな色使いのアクセサリーを売り出している。
ただまだ過渡期なので、ジョシ趣味が”幼稚”ととらえがちなのが多いのだけど、それでも以前よりはマシというものだ。

一部にはこの現象を正当ではないと思う”守旧派”もいるが、カメラが生活のアクセサリーになっている”新人類”には関係のない話だ。
オシャレな服装をしているのに、カメラ周辺だけ地味なのではダサイと思われても仕方あるまい。
カメラもアクセサリーも含めて、トータルでその人を表現出来るようでなければならない。
というわけで、今後もセンスを磨いたカメラとアクセサリーが登場してくるのだろうね。

それに呼応するように、オッサンもカメラスタイルを”キメる”必要があるだろう。
地味な色のバッグを重そうにたすきがけにして、物知り顔でカメラジョシにウンチクを垂れるために声を掛けたりしても、迷惑防止条例違反に問われる以外のなにものでもないだろう。
ジョシが思わず声を掛けたくなるようなダンディなデキるフォトグラファーのように”一見”みえるようにしなければならない。

ちなみにsatoboはカメラジョシから声をかけられた事はない。
声をかけた事もない。
典型的なダサダサオヤジのスタイルを貫いているからだ。
だってそれが楽なんだもん。
写真を撮るのは肉体労働であるという”信念”のもと、肉体労働者らしいスタイルで歩いているもんね。
でも、いつかそんな姿でもどこかのジョシが声を掛けてくるかも・・・(無理!)

どこかに蓼喰ふジョシはおらんのかぁ?(おらん!)




京都府福知山市中ノ31から


城北通り商店街 大阪府高槻市
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アナログはどこに

2012年10月02日 | Weblog
仕事帰りに大阪のヨドバシカメラに”視察”へ。
特に必要なものもナシ、欲しいものもナシ。
ただ、どんな家電が動いているのか確かめに。
一番ビックリしたのは、フィルム売り場。
これまでフィルムは冷蔵ショーケースに展示されていたのに(たとえ閉店後にその電源が切られるとしても)、単なる棚に並べられていた。
思わず買おうかと思ったが、satoboが買うものはディスコン(廃止)になるというジンクスがあるので、触れずにその場を立ち去った。
フィルムカメラは見当たらず。
と言いつつ、大判と中判のカメラは展示中。
アクセサリーはほとんどナシ。
売り場のほとんどはデジカメ。
いたしかたなし。

オーディオ売り場に行くと、ヘッドフォンの拡充が目覚ましい。
一方で、CDコンポセットなどは、かなり質の良いものでもあまり人が集まっていない。
ラジオは地デジ化によってテレビ音声が聞けなくなったので、テレビchが省かれたラジオが並んでいる。
デザインは旧型とほぼ同じ。
一部に短波ラジオの需要があるのか、数台置いてある。
ICレコーダーも以前よりずっと安くて高機能なものが並んでいる。

DVD、ブルーレイ、CD売り場は、規模縮小状態。
ソフトは売れないのかなぁ。
クラシック音楽CDなど、ロクなものがない。

現在、みんなの需要中心はスマートフォンなのだろうか、かなりの賑わい。
性能が上がり、これで音楽も映像もネットもゲームも楽しめて、電話まで出来る。
必要充分な機能。
ただ、潤いが感じられないだけ。





小倉魚町2番街 北九州市小倉北区


中町通り 和歌山県湯浅町
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする