8月31日 知らないこと

橋本治の本を読んでいたら、男はなんでも知ってるという気持ちがあるので訊くことができないし、自分でできないことがあるとは認めたがらない、という話があった。
まあそれだけ新しいことをしたがらないと言えるのだが。
それじゃマズいだろうと思う気持ちもあるのだが、実際に何か新しいことを始めようとすると知らないことだらけで、それをオッサンなら誰かにやらせて、さも自分がしたような気分になるものであろう。
でもことプライベートの秘事となると人任せというわけにもいかずに自分で動くしかないのだが、若者ならいざ知らず老体に鞭を打っても動けるわけもなく、計画を立てては忘れ（！）行動の途中で忘れ（！！）もういいやになってしまいがちである。
やはり本の中に、女性は知らないことに出くわすと誰かに教えをこうというのがあり、そのネットワークも持ち合わせている人が多い（というか持ち合わせるべきだと多くの人が言ってるね）とある。
こちとら専門知を尊ぶ仕事場にいる関係で、訊くことに敷居は低いのだが、あいにくネットワークは持ち合わせていない。
そういう立場は将来は危ういのはわかっているので、少しずつ動き出そうかという流れが最近の動きの一つである。

近頃は塩分控えめの食事を目指しているのだが、先日の検査では腎臓の検査値は良くなっていない。
変化には時間がかかるのだろうか。
まあこれまでの食事が仕事の関係で出来合いのものが多く、表示を見ると結構な塩分量だったりしたので、それを控えるだけで効果はあるはず。
また水分もおねしょをしない程度に大量摂取している。
問題は動画撮影などすると、ずっと休まず歩き通しで確実に脱水状態になっているので、それを考えて最近は撮影を控えているが、新たな撮影スタイルを考えないと。

ニャンコは鰹の刺身も飽きてシーチキンもいらないと言って、また従来のカリカリだけの食事になっている。
すっかりガリガリなんだけど、好き嫌いが激しい。
早く暑さが和らぐといいのだけれど。

メルカリの出品は、まったく売れず。
値段つけを今回は失敗したようだ。
仕事で放置している間に他の安い出品に埋もれてしまった。
流行本は安くして早めに売りきるに限る。

明日からまたハードワークの連続。

8月30日 結果

連日の検査結果。
まずPCRは陰性。
悪性リンパ腫は経過観察続行。
ただし腫瘍マーカー値は上昇しているので次回CT検査。
やはり肺がんの可能性はこれからも捨てられずとのこと。
ついでに腎臓の検査もすることに。

このような状態でも粛々と続行人生。
する事をして何もしない事を善とするような考えから離脱。
特別な事をする事もなくそれぞれが少ししたい事をするだけで社会も変わる。
社会が変わらなくたって自分は変わる。

実家の後片付けを手伝わないと自分の物も捨てられそう。
選別して手放す。

仕事場のおねいさんが離職。
仕事ができる人ほど居ずらくなる環境。
環境を汚す連中は送る言葉もなく、それに対して言葉もなく。
いずれ何かできると楽しいなと思っていた人だったが叶わず。

8月26日 明け

人員不足で48時間勤務で明けて翌日また48時間という流れが続く。
いいかげん疲れたが翌月も望み薄。
メガネの鼻パッドを紛失したので新宿の直営店で入手。
ついでに東京都のモニタリング調査を久々に受ける。
前回までの検査法が変更になり、新たに登録とかして面倒。
隣のオッサンも面倒さにブツクサ独り言を言いながら操作。
これじゃぁ途中離脱も多いだろう。
お役所仕事的アプリ。
検査自体は口腔内に綿棒30秒と以前の3分より”進化”。
疲労困憊して帰宅、爆睡。
疲れが取れずに身体のあちこちに痛みが出る。
免疫が落ちている時に感じる症状。
これでコロナ罹患だと悪化必至。

時折信じられない金額で古本が入手できるが、今回もアマで7000円ほどのが2700円。
もちろん転売などせずにしっかり読んでその後”処分”。（笑）
値段付けを間違えたかメルカリに出した数冊の本が入札されず。
仕事が忙しくて処理できないので幸いと言えば幸い。
病院検査で休む月曜まで一仕事。 orz

8月23日 検査日

採血のために通院。
7本採られる。
この結果で腎臓の具合も訊いてみるつもり。

連日あたり構わずニャンコがゲボを吐くのだが、積読の本の山にもかけられて拭き取っても匂いも汚れも取れず。
さすがにニャンコに小言を繰り出すが、毛づくろいをして無視。
「その毛づくろいがゲボになるんだろが！」と怒るが無駄。

ニコライの首飾り　長崎の女傑 おエイ物語
白浜祥子 著　彩流社
読了。

ナツコ 沖縄密貿易の女王　奥野修司 著　文春文庫
を読んでもそうだったが、時代に翻弄された人々の中で特に女性にスポットライトを当てた作品に魅せられる。
もちろん歴史の表面にあらわれない市井の人々の限りない行ないがあることを忘れはしない。

8月22日 手続き

先日ダブりで購入した本をメルカリに出品。
以前確認した時より出品数が増えていたので値付けに思案。
スマホで現物を撮影して情報を記入するだけだが、撮影に少しこだわったりすると機会を逃してしまうので簡単に撮影する。

クレジットカードを変更する。
お店提携型のを店舗でやろうとしたが自分の詳細情報がわからず、自宅からネットで。
いつ生まれたかは記憶はないが日にちは知らされているからわかるのだが、いつから仕事をしているか、いつから住み始めたかなど記憶にはない。
他にも一件手続きがあるのだが、それは近日中に。

来月には実家に行って整理を手伝ってこようかと。
コロナが蔓延する大阪には行きたくないのだが、老母だけに任せておけば死ぬ方が先になりそうだ。
かといって、するのは主に自分の持ち物の整理。
なんやかんやと実家に”一時保管”されているものが多い。
売れるものがあれば少しでも売ってしまおうと。
むしろ買う側のマニアックさが試されるようなグッズばかりだが。

今月中は誰もがギリギリで働く仕事先。
これ以上コロナ感染者が増えると崩壊状態に。
不思議と感染者は末端の一部を担う人ばかりで管理者は感染していないが、感染者の仕事の分も引き受けるので仕事は過密に。
倒れないのが不思議な働き方。

コロナによって明らかにされてきたのは、これまで築き上げた中産階級社会の崩壊で、階級社会である欧州の社会制度に段々と似てきた事だ。
医療制度もあるにはあるが形だけのものになりつつあるのは象徴的。
そういう社会を、きっとハイクラスに属している（と思っている）連中が擁護の声をあげて、それがsnsなどで「仕方ないんだから」の思考形成に結びついている。
そりゃあ高度成長期の中流階級生活が続けられるとは思わないが、貧乏な生活というのは時代が変わっても6畳一間の昭和の生活様式というのは合点がいかない。
もっと違う生活の仕方ができないのかね21世紀風に。（どんなものかと言われも困るが）

仕事先で色々な年代の人と話すと、例えばファスト産業で働く外国人に対して、年配者は「あいつら」気分が抜けないのだが、留学帰りのダンシなどは「あんなもんだよねぇどこの国だって」と寛容で、外国人にとってもすでに安くて馬鹿馬鹿しくて働きたくもない候補になっているコンビニ、ファストフードなどに「客としてのおもてなし」を求める時代錯誤の連中の客あしらいには案外中国系のジョシが才能を発揮してるよねと話が合う。
ただ彼がグラマーな派手派手ジョシが好みなのに対して、貧乳の地味系腐女子が好きという違いはあるのだが。